初心者ブロガー・初心者Webライターの必読書と言われている「沈黙のWebライティング」の類似シリーズ「沈黙のWebマーケティング(アップデートエディション)」という書籍を読みました。
主人公?のキャラが濃いし、分厚いし‥で買うのを後回しにしていましたが、やっと購入し、あっという間に読了しました。
ブログやサイト運営・集客に関してのコツをストーリーを絡めながら解説してくれているので、初心者の方は理解しやすいと思います(^^)
(※ただし、ブログやサイト運営に関して、まったくの素人だと理解が難しい部分もある)
逆に、中級者以上の方だと目新しいものはない内容かな?と思いました。
・初心者ブロガー、サイト運営者
・やってはいけない不正とペナルティを知りたい(SEO)
・コンテンツ(ブログやサイトなど)の本質が知りたい
・集客方法を学びたい(初心者向け)
・SNSから集客する方法を学びたい
読んでいて参考になった部分のみ紹介します。
この記事は書籍のネタバレを含みます(ただし、ストーリー部分にはほとんど触れていません)。
自分のサイトを上位表示するにはどうしたらいい?
「良質なリンクをたくさん集めること」
‥書籍の中では、この1点が紹介されています。
他人に紹介されるコンテンツ=人気票がたくさん集まるコンテンツ→上位表示されるコンテンツ‥という仕組みです。
※コンテンツとは、器・中身のこと。あなたのブログ、サイト、SNS、youtube動画などを指す
さらにリンクには「自然に貼られたリンク」と「不自然に貼られたリンク」があります。
「自然に貼られたリンク」と「不自然に貼られたリンク」の違い
自然に貼られたリンク:検索エンジン(主にGoogle)から高い評価を受ける、つまり検索順位が高くなる
不自然に貼られたリンク:検索エンジン(主にGoogle)からペナルティを受ける、つまり検索順位が落とされたり、除外されたりする
自然に貼られたリンク
自然に貼られたリンクとは、他人から あなたのコンテンツが「おもしろい・参考になる・おかしい事が書かれている」などと紹介してもらうこと。ポジティブにもネガティブにも働く。
主にTwitterなどのSNSやブログなどの媒体を通してリンクが貼られる。
不自然に貼られたリンク
不自然に貼られたリンクとは、他人もしくは自作自演で貼られたリンクのこと。
※ただし、自分のサイト同士のリンク(別ドメイン)が読者に役立つ内容の場合は例外
書籍ではペイドリンク(有料リンク)というものが紹介されていました。
他人のサイトに、あなたのサイトのリンクを貼ってもらえる代わりに、お金を支払うこと。
つまり、お金でリンクを購入する行為。検索エンジン(Google)からペナルティを受ける可能性が高い。
検索エンジンからペナルティを受ける可能性があるもの
・サイドバーなどに不自然に貼られたリンク
・コンテンツ内にリンクのみ無造作に貼られている場合
つまり、解説の補助をするためのリンクや自分の言葉や文章で説明されているリンクが良質なリンクってことかな?
基本、Google先生は優秀なので、不自然なリンクは見破られると言われています
余談:嫌がらせ?ネガティブSEOって何?
検索順位を落としたいライバルサイトに対して、不自然なリンクを貼っていく行為。
最悪、Googleから あなたのサイトがリンクを購入していると思われる。
対処法は「リンクの否認ツール」を活用すること。
使用方法については、この記事では詳しく解説しないので、解説されているサイト様をご参照ください↓
ただし、「スパムっぽい」「コンテンツが薄い」などの理由で、むやみに否認ツールを使わないよう注意。
沈黙のWebマーケティングより
Googleはたいていの場合、どの外部リンクが信頼できるものか評価できるため、ほとんどのサイトではこのツールを使う必要がない。
モノが売れるサイトにするために必要なことは、実際に〇〇すること
「紹介する商品を実際に購入して使ってみる」
ショッピングサイトやアフェリエイトサイトを運営している場合、実際に商品を購入して、自分がお客さんになった気持ちで考えること‥と言われていました。
自分で購入していない商品やサービスを紹介すると、内容が薄っぺらくなるのと同じかな?
お客様の気持ちがわからない人には、お客様が求めているサイトが作れない。
沈黙のWebマーケティングより
作れないというより、わからない。
お客様が本当に求めている情報が何か?ということに。
お金を支払うということは、多少なりとも痛みをともなう行為です。
一生懸命働いて稼いだお金を商品と引き換えに「失う」わけですから
お客さんは、高い商品であればあるほど「失敗したくない」という思いが働きます(※ダメ元で購入する場合や激安な商品の場合を除いて)。
だから、お客さんが知りたい情報(期待や不安)をくまなく書くor話す必要がある。
外側のデザインより、中身(情報)こだわること
なので、お客さんの気持ちを理解するために、紹介する商品は自分で購入し、実際に使ってみましょう!と書かれていました。
実際に、絵師(私)がプロのグラフィックデザイナーさんにアイコンを発注してみました↓
お客さんが知りたい情報の例:これを書くと購入率がアップするかも?
前提として、お客さんの役に立つ情報を提供=購入率が上がる‥という法則があります。
※ここで紹介する例は、検索意図の概念(SEO・購買意欲の高いお客さんをターゲティングする)は除いて紹介しています
・商品を購入すると、お客さんにどんなメリットがあるか?
・または購入しないと、どんなデメリットがあるか?
・新たな気づきはあるか?(お金ではなく時間の節約ができるなど)
・商品の情報(値段やスペック、写真など)
・実際に使っている人の声(自身の主観的なレビュー)
・実際に使っている人の声(他者のレビューなど)
・商品の強みや弱みを「正直に」書く
・そのほか、実際に使ってみて感じた要望など(ここをこうした方が良くなるなど)
・メーカーの信用度(クレームに対してキチンと対応するか?など)
例えば、最近私が購入したスタンディングデスクを紹介する場合‥
・商品を購入するメリット→このデスクを使えば腰痛が緩和される
・逆に、購入しないデメリット→座ってばかりだと血流が悪くなるかも?
・新たな気づき→腰痛がなくなったことで、以前より集中力がアップした
・実際に使ってみて→腰痛から解放された!姿勢がよくなった!
・他の人のレビュー→Amazonや楽天レビューに目を通し、引用する
・商品の強み、弱み→コンパクトで便利だけど、組み立てが大変だった
・要望→もっとカラーバリエーションがあるといいかも?
・クレームに対してキチンと対応するか?→部品不足の連絡をしたら、すぐに交換してくれた
※これは一例として書いているので、フィクションも混ざっています
もちろん、紹介する商品(やサービス)によっては、もっと書かなければならない情報もありますが、いま上げた例はアフェリエイト、Webライティング、マーケティング本などに書かれている ほぼ共通の内容で、私も実践しているものです。
よろしかったら、あなたが商品を紹介するときに、テンプレとして使ってみてください(^^)
最近購入したスタンディングデスクの紹介記事です(書籍でも家具屋さんと作業机の例が出ているので、参考になるかもしれません)↓
論理か?感情か?:お客さんはどのような心理状態で購入する?
どれだけ論理的に解説されても、「なんか嫌!」「なんかダサい・・」という感情は止めることができません。
沈黙のWebマーケティングより
商品によってはデザインの「ワクワク感」や「ときめき感」が決め手になる場合もあります。
そのため、論理的なデザインを考えたあとは、その上に感情的な要素を乗せられないかも検討しましょう。
経験上、デザイン買いしたものは大体、タンスの肥やしになっていることが多いです‥(^^;)服とかパソコン周辺機器(マウス・キーボード)とか‥
長く使っているものって、大体「機能」重視で選んでいる物が多いよね~
しかし、たくさんある選択肢(商品)の中から「ちょっと気になるかも‥」という引っかかりの役目が感情なんだと思います。
例:ピンクがかわいい、シンプルで見た目が好みなど
どちらか一方を重視するのではなく、理論と感情の両方が重要ということ。
余談:セールスレターの極意がブログの文章にも役立つ?
セールスレターは主に、自社で商品を販売しているサイトなどが使うものですが、ブログ運営にも参考になりそうなので一部紹介します(^^)
セールスレターとは‥
画面の前にいる一人のお客様に対して、手紙を送るような感覚で文章を書き、お客様の心を動かし、購入につなげる。
沈黙のWebマーケティングより
商品説明文をただ掲載するのではなく、ストーリーなどをうまく交えることで、思わず読みたくなる文章に仕上げる手法。
文章を書くのに慣れていない人ほど、最初は特定の1人(友人や家族など)に向けて、文章を書いてみてね!‥というノウハウを聞いたことがありませんか?
そういえば、ライティング系のどの書籍にも書いてあるよね
例えば、LINEのメッセージは、なぜ伝わりやすいのか?→簡素なメッセージで、1人の人間に向けて書いているからと言われています。
こちらの書籍より↓
この記事では長すぎて、
全部は紹介できませんが、沈黙のWebマーケティングの主人公ボーンが書いたセールスレターがすごく良かった(^^)
こんな内容でした(※オーダー家具屋のセールスレターです)↓
オーダー家具に大事なのは、お客さん(家具知識がない方)とのコミュニケーション=言語化のお手伝い。
お客さんが要望を言いにくい空気を作り出す職人はNG。
自分たちの仕事は、お客さんの思いを形にすること。
私も絵師として、アイコン制作やGIFアニメ制作で、お客さんとやり取りする機会がありましたが、まさに同じことを思っていました(^^)
サイトを作るときに必要な「KGI」と「KPI」とは?
・KGI(Key Goal Indicator)‥重要目標達成指標
沈黙のWebマーケティングより
達成すべき最終目標(ゴール)のこと
・KPI(Key Performance Indicator)‥重要業績評価指標
最終目標(ゴール)にたどり着くまでにクリアしたい通過点(プロセス)に設けられた目標のこと
KGIは最終的な目標で、KPIはKGIに行くまでの小さな目標ということですね
例えば、個人ブログの目標を立てるなら‥
KGI:サイトの収益を1年で月1万円にする
◎KPIの設定とKGIへの影響(※あくまで一例です)
月 | KPIの設定 | KGIにどう影響するか? |
1か月目 | ・扱うテーマ(ジャンル)を決める ・サイト開設 ・色々いじってみる ・文章を書いてみる | ・収益が上がる可能性のあるジャンルか調べる ・サイトでの収益の上げ方を知る ・サイト運営に慣れる |
2~3か月目 | ・Webラィティングを学ぶ ・記事を増やす ・Google Adsenseに申し込む ・アフェリエイト広告も出してみる ・Twitterを始めてみる ・ブログサイトなども活用してみる | ・収益を上げる文章の書き方を学ぶ ・Google Adsenseで小さく収益を上げてみる ・中くらいの収益(1000円ほど)も狙ってみる ・挫折を防ぐためにSNSで仲間を見つける ・その中に好きなサイトがあれば、技術を盗む (※ただし、文章・画像のコピペはダメ) ・露出経路を増やし、収益アップを狙う |
4か月目 | ・SEOの勉強を始める ・記事を増やす ・Twitterでの情報発信にも慣れる ・アナリティクスなどを使い、需要がある記事をチェックする | ・検索エンジンの上位になることで収益アップが狙える ・どの記事の反応がいいのか確かめる、分析する (たくさんアクセスを集める記事・収益が発生している記事を知ることで、優先すべきことが分かる) |
5~6か月目 | ・Twitterで別アカウントを作る ・記事をリライトする | ・情報を得るアカウント(A)と見込み客を得るアカウント(B)を分ける (効率よく集客し、収益アップを狙うため、Aアカウントは見込み客以外も含まれているため収益面では弱い) ・需要のある記事を優先的にリライトすることで、さらに検索順位を上げられる可能性がある=収益アップの可能性 |
7~12か月目 | ・記事を増やす ・(B)アカウントの見込み客の反応を見て、需要がありそうな記事を書く ・ASPクローズド案件が来たら受ける ・KGIとズレが生じてないかチェック | ・効率的に需要がある記事を分析できる ・高単価の収益が狙える ・当初の目的(月1万を稼ぐ)とズレが生じてないかチェックする |
今やっていることはKGIとズレてないか?のチェックは必ず行うこと!
人のこと言えませんが‥私も目的(KGI)が「文章力向上」や「仲間との交流」に、すり替わってしまうことが良くあります
今やっていることは、月1万円稼ぐのに必要なことなのか?‥自分に頻繁に問いかけるようにしましょう(^^;)
ほか、KGIはグループ制作にも役立ちます。
例えば・・会社で数人チームを組んでサイトを運営・制作するときに各個人での認識のズレが生じるのを防ぐことができます。
書籍の例だと、売上とお問い合わせ件数を増やしたいオーダーメイド家具屋だけど、オーダーメイド家具屋のWebデザイナーが文章(コンテンツの情報や文章)よりサイトの「おしゃれさ」にこだわる例が紹介されていました。
オーダーメイドのような高級商品は、サイトのおしゃれさより、実際にどんな商品が出来上がるのか?こちらの要望をしっかり聞いてもらえるのか?‥などの説明(文章)の方が重要だよね
「セリング」と「コンテンツ」は同一ドメインに入れる
セリング:商品を売るための記事(アフェリエイトや自社商品の販売など)
コンテンツ:集客するための記事(ためになる・おもしろい・誰かに教えたいなど)
※コンテンツは、通常、ブログや動画などのことを指すが、書籍の5章では集客記事という意味で使われている
同一ドメイン内にリンクを集めると、ドメインパワーが高くなるというルールがある。
※ドメインとは「○○○.com」などのインターネット上の住所みたいなもののこと
例えば、
・1つのドメインでブログを運営
・全部で30記事
・その内、5記事が他のサイトやSNSから継続的にリンクを集めている(紹介されている)
・ほか25記事も検索順位が上がりやすくなる
↓
理由:全体としてのドメインパワーが上がるから
つまり、コンテンツ(集客記事)とセリングを同一ドメインに入れることが売上アップにつながるという事ですね
※ただし、セリングに自然にリンクがあつまる例もある。
インフルエンサーが商品を紹介したり、テレビなどで取り上げられたりして瞬間的にリンクが集まる場合など。
上記の例を除いて、セリングに直接集客するのはダメなの?
売りたい商品・サービスによっては難しいものもある。
書籍で紹介されている例では、「債務整理」や「婚活」というジャンル。
「借金がある」「結婚したい」など‥通常、お客さんがあまり人に知られたくないジャンル=SNSやブログなどで紹介しにくい(リンクが貼られにくい)
なので、コンテンツを用意する必要がある。
債務整理→知っておくと、ためになる法律のノウハウ記事
婚活→モテるテクニック記事
・・など他の人にも役立ちそうな記事、おもしろい診断や占い(コンテンツ)等を(※同一ドメインに)用意した方が紹介してもらいやすい。
コンテンツ+SNS(Twitter)を上手く活用する考え方とは?
例えば、ブログやSNSどちらでもいいのですが、あなたが他人の作ったコンテンツを紹介したい(リンクを貼りたい)と思った時って、どんな時でしょうか?
・誰かに教えてあげたい
・○○コンテンツについて誰かの意見が聞きたい
・自分の足りない知識を補完してくれている
・自分の意見の補強、または反証を提示したい
↓
例‥
・○○動画が面白かったからTwitterでシェアしよう!
・□□記事を読んで自分は、こう思った。あなたはどう?
・自分の意見のソースは✖✖記事(リンク)
‥などでしょうか?
これらの本質はすべて「他者とコミュニケーションを取りたい」という欲求から来ていると書籍に書かれています。
つまり、コミュニケーションのきっかけとなるコンテンツを作ることが大事。
人はコミュニケーションによって傷つきたいとは思いませんので、原則としてポジティブに共感してもらえるコンテンツを好んでシェアします。
沈黙のWebマーケティングより
・funny(ファニー)‥面白おかしい、笑えるコンテンツ
・interesting(インタレスティング)‥興味深い、関心を引くコンテンツ
この2つがオススメされていますが、funnyなコンテンツはセンスが必要な上級者向けコンテンツだと言われていました。
ポジティブ縛りがあると、あらゆる人を不快にさせず、みんなが笑顔でいれるコンテンツを作らなければならない。
funny=マンガや小説、interesting=専門書‥みたいなイメージかな?
おもしろいマンガや小説を書くには才能と努力が必要だけど、自分の得意分野の専門書(わかりやすく伝えるだけでOK)は、努力すれば誰でも作れる‥とよく言われていますよね
つまり、凡人が目指すはinterestingなコンテンツ。
重要!「社会的認知度」と「社会的関心度」の要素を入れよう
社会的認知度‥誰でも知っているネタや名前、ブランドなど(例:サザエさん・ドラえもん・シャネル・タイタニック)
社会的関心度‥人間が共通で持っている関心など(例:人の三大欲求、衣食住、仕事)
この2つの要素を入れることで、コンテンツに興味を持ってもらえる確率が高まると言われています。
社会的認知度の例だと‥
①スネ夫ヘアーの私がコンテンツマーケティングをやさしく解説します
②わかな(この記事の執筆者)がコンテンツマーケティングをやさしく解説します
・・だと①の方が社会的認知度が高いので(スネ夫)、興味を持ってもらいやすい。ドラえもんは国民的アニメ・マンガですからね(^^)
逆に、②だと()の説明がなければ「誰だよ?」となったんじゃないでしょうか?
つまり、みんなが知っているネタの方が話が弾むということ。
※注意として、権利的に問題がないこと(例えばディ〇ニー系は、勝手に名前を使えない場合が多い)
社会的関心度の例だと‥
・食欲‥グルメ
・性欲‥恋愛・美人・イケメン
・睡眠欲‥快眠
・衣‥ファッション
・食‥グルメ、レシピ、お店
・住‥賃貸、持ち家、収納
・仕事‥転職、人間関係の悩み
俺・私には関係ねーよ( 一一)‥ってことが少ないジャンルです。
社会的認知度+社会的関心度の高いジャンルや言葉を使うと、注目されやすくなる。
「社会的認知度」と「社会的関心度」を組み合わせると、こんな例を思いつきました。
オーダーメイド枕の販売業者を例にしてみると‥
「いつでもどこでも、よく眠れる方法を のび太似の店長が解説します」
・のび太→ドラえもんの準主役(社会的認知度)
・睡眠→人間の三大欲求(社会的関心度)
・おまけ要素(小ネタ)→原作では、のび太は昼寝の天才
ドラえもん好き+睡眠の質を高めたい人々には、特に刺さるんじゃないでしょうか?(^^)
売上につながるSNS(Twitter)の育て方とは?
前の方でも書きましたが、多くのユーザーは「セリング」には興味がない。
Twitterアカウントは、あなたのサイトにある「コンテンツ」を露出させるための起点だと考える。
あとは、Twitterを使うユーザーの心理を理解する必要がある。
Twitterを使うユーザーの心理は、2つのパターンが考えられる。
①自分のコンテンツを発信し、多くの人の目に触れることを望んでいるユーザー
②情報収集のツールとして使うユーザー
↓
①は、RT(リツイート)・いいね!してもらいたい。
②は、役立つ情報を発信しているユーザーをフォローしたい
‥これらを踏まえて、Twitter運用開始直後はフォロワーがいないので、認知度を上げる必要がある。
オススメな方法は、「聞き役」に回って、あなたの認知度やフォロー率を上げる方法。
アカウント制作から運用開始の流れ
①絡みやすい雰囲気を作る(プロフィール・アイコン・ヘッダー・言葉使い・対話回数などに こだわる)
②Twitterをひんぱんに使っているユーザーをフォローする(※ただし、1日のフォロー数には上限があるので注意)
③ほかのTwitterユーザーの露出・拡散を手伝う(コミュニケーションを取る)
④コメントが来たら返す(攻撃的な返しはNG)
⑤最初は自分のつぶやきは3割、周りとのコミュニケーションは7割で発信
⑥反応が薄いユーザーは、フォローを解除(フォロー数に上限があるため)
⑦フォロワーが増えてきたら、自分のつぶやき4割、コミュニケーション6割にする
商売の基本、与えられるより先に「与えろ」というやつか
※補足として‥
①のプロフィール制作では一個人を意識し、「セリング」要素を消す方が無難と書かれていました(相手と気軽に会話するため)。
・アイコン販売絵師わかな→✖
・わかな@絵師→〇
あと、大事なのは数字ではなく、ユーザーとの良好なコミュニケーション。
マーケティングのためだけにTwitterを活用しているユーザーは、(本人が意識していなくても)雰囲気で周りにバレるそうです(^^;)
与え・与えられるwin-winの関係=良好なコミュニケーションが大事ってことですね
注意として、好きでもない相手のご機嫌を取るような真似はしないこと。
あくまでも気に入ったツイートのみアクションを起こす。
なので、誰をフォローするかは、とても重要。
フォローする相手を選ぶポイント
Twitterでフォローする相手は、コミュニケーションが取りやすい相手がよい。
前述している項目とも被る部分もありますが‥
・最近つぶやいているユーザー
・自分のコンテンツや他者のコンテンツもシェアしている
・ほかのユーザーとコメントし合っている
・比較的よくつぶやくユーザー
・ポジティブな発言が多いユーザー
あと、他者に対して誹謗中傷などの攻撃的なツイートを行うユーザーを不必要にフォローしないこと。
理由は、攻撃的なユーザーはコミュニティから阻害されやすく、攻撃的なユーザーと仲良くしてしまうと、あなたも攻撃的なユーザーの仲間と一括りにされてしまう可能性があるから。
沈黙のWebマーケティングの書籍では、「はてなブックマーク」や「Twitter機能(ツイログ)」「ハッシュタグ#」を使ったユーザーの見つけ方が紹介されていました。
全部書くと長くなるので、ここでは割愛させていただきますが、興味がある方は、ぜひ書籍を読んでみてください(^^)
余談:個人的に参考になったサーバーの知識
・「503エラー」とは?
・同時接続数と回線スペックの関係
・共用サーバーと同居しているユーザーの関係
503エラーとは?
サイトに急激なアクセスが集まると「503 Service Unavailable」という表示が出てサイトが見られなくなる状態。
これは、重大な機会損失だと書かれていました。
せっかくバズった記事が他のユーザーに見てもらえなくなるのは、もったいないよね
503エラーは、サーバー側が設定した「同時接続数」を超えた際に表示される(後述)。
解決策としては、
①スペックの高い共用サーバーに引っ越す
②専用サーバーに引っ越す(回線のスペックに注意)
・・が書籍の中で紹介されています。
同時接続数と回線スペックの関係
同時接続数‥同時にアクセスできる数。例えば、同時接続数が100だったら100人までしか同時に接続(表示)できず、101人目からは503エラーが出て見れない状態になる
回線スペック‥ページビューが多かったり、リアルタイムアクセスが500を超えるようなサイトなら回線内容のチェックが必要と書籍に書かれていました。
ネットワーク回線の強さを測るキーワードとして、「転送量」「回線速度」があります。
沈黙のWebマーケティングより
転送量はサーバー会社やプランによって制限が設けられている場合があります。
(中略)
回線速度は、サーバーが海外(アメリカ・シンガポールなど)にあることでサーバーの応答が遅いケースがある。
(中略)
サーバーの回線速度は「1Gbps」以上の回線につながっているサーバーを選ぶようにしてください。
つまり、
・転送量が多い(できれば無制限)サーバーやプラン
・サーバーが日本にある
・回線速度が1Gbps以上
・・が良いということですね(^^)
個人的には、いま契約しているレンタルサーバー「conoHaWING」が期限切れになったら、サーバーを引っ越す予定です。
引っ越し予定先は、いまの所「mixhost」というサーバー会社を考えています。
・conoHaWINGより月額200~300円ほど料金が高いが、評判が悪くない
・上記の要件をすべて満たしている(転送量は無制限・回線速度は10Gbbps・サーバー設置場所は東京)
・アダルトサイトも運営できる(一応、今後のことを考えて)
・色んなサーバーを使うことでレビュー記事が書ける
・・という理由からです(^^)
サーバーの引っ越しは、時間も労力も使うので、慎重に検討しましょう(^^)
ちなみに、mixhostはA8.netからセルフバックも可能です。
共用サーバーと同居しているサイトの関係
共用サーバー‥1つのサーバーに他ユーザーのサイトも同居している状態。使用料金が安く抑えられるメリットがある。
同居しているサイトの中に急激にアクセスを集めるサイトがあると、全員のサイトが落ちてしまう。
それを防ぐために1人1人に同時接続数の制限が設定されている。
ちなみに、このサイトではconoHaWING(スタンダードプラン)というレンタルサーバーを使っています。
転送量目安:無制限
同時接続数:不明(記述が見つけられなかった)
回線速度:不明(記述が見つけられなかった)
料金:660円~1320円(その時期の割引キャンペーンや契約期間による)
※ただし、VPSの回線速度は書かれていました。
インターネット100Mbps共有、プライベートネットワーク1Gbps共有とのこと
VPSについてはこちらのサイト様が参考になります↓
https://www.kagoya.jp/howto/it-glossary/server/basic-02/
他には、共用サーバーのような制限がない「専用サーバー」というものもあります。
アクセス数がそこまで多くない個人ブロガーが使っているのは、ほとんど「共用サーバー」です。
専用サーバーは大型サイト向け。
ついでに「専用サーバー」の料金を調べてみました。
専用サーバーとは、自分専用のサーバーで、他のユーザーの影響を受けない。サーバー1台分のスペックを丸ごと使える。
毎日大量のアクセスがある大型サイト(Yahoo!やAmazonなど)は使っていると予想されるよね
GMOという会社の料金表を見てみると、
初期費用:83600円~
月額費:9219円~
※2022年4月時点
・・となっていました。共用サーバーの10倍~15倍くらいの料金ですね、しかも初期費用抜きで‥(^^;)
https://private.gmocloud.com/server/price.html
ちなみに、書籍で紹介されているサーバーの話はこちらのサイト様に分かりやすく書かれています↓
https://www.cpi.ad.jp/column/column02/
一応、WordPressでブログを運営して2年くらいになりますが、まだまだ知らないことが沢山ありますね(^^;)
まとめ:サイトやブログ運営初心者には、是非オススメできる1冊!
・Webマーケティングが学べる=ブログにも役立つ
・ストーリー仕立てになっているので、初心者にもわかりやすい
・逆に、中級者以上だと物足りないかも?
・SNS(Twitter)の運用方法も書かれていて超お得!
前から思っていましたが、Webマーケターさんや、ブロガーさんの書く文章は本当に分かりやすいなと思いました(^^)
伝えることに重きを置いているプロなので、いらない武勇伝とかが入っていなく、ノウハウを必死に教えようとしてくれてるのが伝わってきます(^^)
毎度、ありがとうございます
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