「マルチタスク」より「シングルタスク」の方が、生産性が高いと副業・フリーランス界隈では言われています。
実際に、私の自宅作業(ブログ・イラスト・インプット等)は、シングルタスクを実行し、それなりのスピードが出ています。
・シングルタスクの重要性を確認したい方
・マルチタスクの方が効率がよいと思っている方
※書籍内容のネタバレを含みます
おそらく、こっちの方が納得できる部分が多い。
充実感が得られないのは、今やっている作業に集中できないから?
前の仕事での話ですが‥
<自分の作業>
①機械から出てくる商品のチェック(不良品がないかどうか)
②生産個数の入力
③機械の切り替え
④機械のチェック
⑤上記をやりながら助っ人さん(毎回助っ人が変わる)への指示
⑥最後の片付け
⑥以外は、全て「同時・または数分以内で」こなさなくてはなりませんでした。
当然、ミスしていたら注意を受けますし、ただでさえ多いルールが更に増えます。
・機械オペレーター→機械の作業だけに集中
・助っ人→毎回同じ人(なるべく指示回数を減らすため)
実際にシングルタスクにすると どうなるか?
「1日にずっと同じ作業をする」のがシングルタスクではない‥と書籍で書かれています。
例えば、
・9時から11時までの2時間だけブログを書く
・11時から12時まではイラストの作業だけをやる
・14時から15分だけ□□さんと電話する(他の作業は完全ストップ)
こんな行動もシングルタスクに入るそうです。
ダメな例は、
「イラスト作業をしながら□□さんと電話する‥というような事」
※後述しますが、人との会話に集中しない人は信用を失くします
実際に私が休日にやっているシングルタスクの内容
※外出の予定がある場合は内容が変わりますが、基本的なルーティンです
時間 | 作業内容 |
8:00~9:00 | 洗濯や食事、ニュースチェック |
9:00~12:00 | ブログの推敲・ブログの執筆作業 |
12:00~16:00 | 動画での勉強(ラジオとして使う)、イラストの練習 |
17:00~17:30 | ニュースチェック、頭の体操(記憶力ゲーム) |
17:30~18:00 | 買い物 |
18:00~23:30 | フリータイム(食事・掃除・読書・ゲーム・お絵かき・ブログ・運動など) |
23:30~ | 就寝 |
個人的に思ったことですが‥
何かトラブルが起きて予定時間に終わらなくても、時間になったら次の作業に移る方が なぜか満足感が高いです。
※絶対に遅れてはいけない締め切りがある場合を除く
ちなみに、イラストを描きながら(着彩などの単純作業)、または筋トレしながら音楽を聴く等はマルチタスクに当たらないとされていました。
1つの作業しかできない=シングルコア
作業の抜け・漏れ防止には、自前のチェックリストがオススメ!
チェックリストの重要性は、至る所で語られています。
スイッチという書籍では、チェックリストは「過信に対する保険」と言われていました。
シングルタスク=1つの作業に集中するため、他のことは一旦忘れる
・・なので、必ず「抜け・漏れ」が発生します。
そこで、私はこのような「予定表、兼チェックリスト」を使って、終えた作業には2重線を引いています。
・終えた作業をひと目で確認できる
・抜け、漏れを防止できる
・進捗状況がひと目でわかる
あれ、やったっけ?どのくらい進んでる?遅れてるかも?
‥などの不安解消にもつながります(^^)
断ることの大切さ:有言実行する人=誠実?
マーケティングの書籍では、たとえ強盗犯でも有言実行している人は「誠実」ではないか?と言われていました。
強盗犯が被害者を抑えながら
強盗犯:財布を出せば解放してやる
被害者:は、はい
↓
財布を渡したら被害者を解放し、逃げた→有言実行
有言実行は仕事でも使える考え方
上司が部下に「○○の案件を頼む、なるべく早めに」と指示する
①部下Aの場合
部下A:わかりました!任せてください!(仕事たくさん抱えてて、こなせそうにないけど‥)
↓
結果:一向に案件に取り組めない状態に‥
②部下Bの場合
部下B:いま、✖✖・□□という仕事を抱えていて、それ以降の作業になってしまいますが、よろしいでしょうか?
↓
結果:上司は期日に間に合わないと思い、別の部下に仕事を振った
信用できる部下は、どちらでしょうか?
私なら反射的に引き受ける部下Aより、上手く断っている部下Bですね‥(^^;)
相手に良い顔したいがために、何でも引き受けて低クオリティの仕事こなす人より、1つ1つの仕事のクオリティを高めるため、無理な仕事を断れる人の方が信用できます。
有言実行できないことは、断るor代替え案を出す(条件を付けて引き受けるなど)=誠実さ・信用度アップ
無理な時は早めに断ってやった方が、じつは相手も喜びます(^^)
※ただし、モンスター顧客やパワハラ上司・同僚・部下などは除く
・相手の時間節約になる(すぐ別の人に頼める)
・相手が不安を抱えなくて済む(仕事がいつ仕上がってくるか?等)
仕事を頼まれたときは、
・自分に時間の余裕はあるか?
・無理はないか?(身体的な負担など)
・無理な場合は、何か代替え案があるか?(時間をずらす、○○作業の後なら可能と伝えるなど)
反射的に引き受けていい顔するより、これらを考えてから返事をする方が相手のためにもなります(^^)
対人の場合は5分でも集中した方が、速い・信頼感アップ
・検品しながら
・機械の操作し
・不慣れな人の質問に答えていた
・・そのせいで「私が」質問の内容に集中できないので、質問してくれた人にも不快な思いをさせていたと思います。申し訳ない(^^;)
↓
さらに機械を5分止めるのを惜しんだせいで、集中力散漫になり不良品を出す
↓
クレームになり、商品を回収する・・結果的に時間も手間がかかる結果に‥
・自分がいま行っている作業を全停止し
・相手の質問に耳を傾けている
・・ミスも減るし、質問者の話に集中できるので質問の意図も探りやすい、解決スピードも速い、相手の満足度も高い。
※どうしても手が離せない時は、〇分待って!という時もあります
シングルタスクを実践するために‥
・マルチタスク的な上司の方針
・身近なマルチタスカーの存在
①シングルタスクを推奨する環境に行く(転職など)
②自分が権限者(フリーランス・管理職など)になって、シングルタスクができる環境を作る
副業や趣味などで「シングルタスクを実践し、メリットを言語化する」
↓
①会社でシングルタスクの利便性を伝える
②シングルタスクで副業や趣味の成果を上げて、独立する
まとめ:絶対に成功させたいなら、シングルタスク1択
常に慌ただしく過ごしていると、感動したり、喜んだりする能力が失われてしまう。
注意が分散した状態で周囲の世界を眺め、サッと通り過ぎていると、人生に1度しか来ないような絶好のチャンスを逃す。
仕事に「やらされている感」が出ると、無気力・無感情になっていきますよね(^^;)