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Ptotoshopでやる、プロのアニメ光加工+キャラとおまけ

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ねこ先生
アニメの夕焼けシーンとか、キラキラしているシーンってキレイだよね。
自分の作品でもできないかな?
わかな
手順を覚えれば、5分~10分くらいできますよ。
最近のアニメは、光の使い方がとてもキレイですよね(^^)
自分のイラスト写真にも、この技術を活かしてみたくありませんか?
前回に引き続きsayappaさんの講座を参考に光加工してみました↓
[blogcard url=https://www.pixiv.net/artworks/10041130]
前回のアニメ塗り↓
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://www.komacha10800.com/photoshop-anime-kakou/ target=]
講座に書かれていない部分は私のオリジナル方法です。
[outline]
目次

イラストを用意

こんな感じのイラストを用意しました。
(写真でもOKです)
手が上手く描けなくてめっちゃ苦戦しました‥(^^;)あと色決めも。

わかな
画面にキャラが2人以上(1人+手)だと自撮りができないから、資料集めが大変ですよね。
お互いの手を別々に撮り、想像力を働かせて描きました。
さいとうなおき先生が紹介していた自撮り棒が欲しくなります(^^;)
[blogcard url=https://www.youtube.com/watch?v=zXLG3o7lcnQ]

線の入れ・色入れ・画像縮小・角度付けをして、こんな感じに仕上がりました。
大きさは「600pixel×800pixel」です。

光加工

<光加工の手順>
①元画像をコピー&真上に配置

②一番上に新規レイヤー作成

③新規レイヤーを黒で塗りつぶす&レイヤーを「カラー」に変更

④下のレイヤーと結合&レベル補正

⑤チャンネルから選択範囲を取る

⑥「元画像」をコピー&ペースト

⑦新しくできたレイヤーを覆い焼きリニアー加算に変更

⑧ぼかしをかける&不透明度の調整
わかな
こんな流れです。

①元画像をコピー&真上に配置

元画像をコピーし、真上に配置します。
コピーした時に、下のレイヤーとずれている場合は重なるように移動します。

②一番上に新規レイヤー作成

一番上に新規レイヤーを作成します。

③新規レイヤーを黒で塗りつぶす&「カラー」に変更

新規レイヤーを黒で塗りつぶし、レイヤーをカラーに変更します。
この時に「Ctrl+Alt+G」を同時押しし、で黒塗レイヤーと下のレイヤーをクリッピングマスク化します。

④下のレイヤーと結合&レベル補正

「Ctrl+E」を同時押しし、レイヤーを結合します。
(※間違って元画像も統合しないように注意)
背景や元画像の表示も消しておきます。

「Ctrl+L」でレベル補正を出します。
数値を左210・右245に設定します(真ん中はいじらない)。

⑤選択範囲を取る

チャンネルへ行き、レッド・グリーン・ブルーのどれかを「Ctrl」押しながらクリックします。
すると選択範囲が出ます。

⑥「元画像」をコピー&ペースト

チャンネルからレイヤーへ戻り、黒塗りレイヤーを非表示にします。
元画像を表示させて、選択しコピーします。
(※この時に黒塗りレイヤーをコピーしないように注意)


黒い(レベル補正した)画像は非表示にします。

コピーしたものをペーストします。
ペーストした時に、元画像とずれていたら重なるように移動します。

⑦新しくできたレイヤーを覆い焼きリニアー加算に変更

レイヤーを覆い焼きリニアー加算に変更します。

⑧ぼかしをかける&不透明度の調整

「フィルター→ぼかし(ガウス)」で、見本を見ながらお好みの光加減を入れます。
光が強すぎる場合は、不透明度を下げます。
私は不透明度「38%」ぼかし「6.0pixel」にしました。
あまり違いが分かりませんが、右の方が若干白いですね(^^;)
この加工をディフュージョンフィルタと言います。

おまけ加工:色々組み合わせる

他にも使えそうな加工をまとめてみました。
線画・基本色・影など分かれている状態のデータを用意します。
・線の色を変える
・全体をぼかす
・グロー効果
最後に全部の加工を合わせたものを作ってみました。

線の色を変える

黒い線画だと自己主張が強いので、変更してみます。

透明ピクセルをロックして、「こげ茶色」に変更してみましょう。

髪の毛の線が若干柔らかい感じになりましたね(^^)

茶色にする事で、自己主張が強い線が多少マイルドになりました。
これはエ〇ゲやギャルゲーで良く使われていた方法です。

わかな
好みや絵のシチュエーションによりますが、私は「黒」のままの方が好きだったりします。

全体をぼかす

全体にぼかしをかけて、柔らかい雰囲気にする。

人物のみ画像を統合し、「人物レイヤーと背景レイヤー」のみにします。
人物のレイヤーをコピーし、コピーを上にします。
コピーレイヤーの不透明度を25~30%前後にし、ぼかしをかけます。
(フィルター→ぼかし・ガウス)

私の場合は3.5pixelでぼかしをかけました。
レイヤーは、比較(明)にします。

右の「ぼかしあり」の方が、若干柔らかい感じになりました。
この加工をソフトフォーカス フィルタと言います。

グロー効果

グローは、対象物を光らせる効果があります。
人物の画像のみを統合し、「人物レイヤーと背景レイヤー」のみにします。
人物のレイヤーをコピーし、コピーを上にします。
コピーレイヤーにレベル補正(Ctrl+L)をかけます。
数値は左201・右255に設定します(真ん中はいじらない)。
レベル補正をかけたレイヤーをスクリーンにし、ぼかしをかけます。
(フィルター→ぼかし・ガウス)
不透明度はお好みで変更。
私は不透明度は100%のままで、ぼかしは3.5pixelにしました。
グローありの右は、若干赤みがかった感じになりました。
やりすぎると光を放つ人になってしまうので、注意が必要です。
(人外ならアリありかな‥)
不透明度を下げると、自然な感じになります。

全部の加工を調整しながら合わせる

すべての加工を調整しながら入れてみました。
・グラデーション
・グロー
・ディフュージョン
・ソフトフォーカス
グラデーション(黒・ほぼ黒の赤?)のレイヤーは覆い焼きリニア加算線形グラデーションを使っています。
上が明るくなるようにしています。
・グロー効果(スクリーン・不透明度15%)
赤みがかった光
・ディフュージョン(覆い焼きリニア加算・不透明度27%)
白い光
・ソフトフォーカス(比較(明)・不透明度28%)
ぼかし
最後に「加工前」と「加工後」の画像を比較します。
加工後は、アニメなどで良く使われているキラキラした画像になりました(^^)
わかな
ちょっと手間を加えるだけで、イラストや写真のクオリティを上げる事ができます。

感想

苦労して描いたイラストやお気に入りのベストショット写真なら、最高状態に仕上げたいですよね(^^)
これらの加工は簡単にできるので、試してみてはいかがでしょうか?
sayappaさんいつも加工方法ありがとう!(^^)

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