雪が少ない12月中旬ころ・3月中旬ころ用に冬靴を買いました。
特に雪が溶けかかっている3月上旬~中旬にかけては道が水と氷になるので、転ばないように歩くのが大変です。
今回は作業用服店プロノで販売されていた「鬼底」というオリジナルガラス繊維配合の滑りにくいソールを使った靴を購入してみました。
12月の雪道で使ってみたので、どんな感じかレビューします(^^)
・鬼底シリーズとは?
・今回購入したHMU-2328はどんな感じか?
・使ってみて感じたHMU-2328のメリット、デメリット+個人的な要望など
※情報は、すべて2024年12月時点のものです
鬼底シリーズとは?
冬の氷道や雪道でも滑りにくい。
プロノ公式サイトより
オリジナルのガラス繊維配合ソールを使用。
雪を知るハミューレがこだわり抜いた、防寒靴「鬼底」シリーズ
・・と書かれています。
靴裏の上と下の数か所に青いラインが入っています。この部分が鬼底と言われているようです。
ピンスパイクという更に滑りにくくなるパーツを後付けできる設計になっている(ピンスパイクは別途購入が必要)。
※ピンスパイクは「室内では」滑りやすいので注意とのこと
ソールがすり減っても常にガラス繊維が出ているので耐久性も◎となっています。
このガラス繊維素材は老舗ハイドロストッパー社製のもので、高価格帯の冬靴にも使用されているのだとか。
2024年時点では、2種類の冬靴タイプと2種類のハーフサイズブーツ型が展開されています。
プロノ公式サイトより↓
https://prono.jp/tokushuu/onizoko/index.html
今回購入した鬼底使用のHMU-2328はどんな感じか?
<購入した場所や値段、色の種類など>
型番:HMU-2328
購入した場所:プロノ店舗
値段:6920円(定価7689円・LINE登録で10%割引活用)
色:スクエアブラック(他にはスクエアグレー・グレーがある)
サイズ:25㎝3E(1cm刻みで29㎝まである)
男女向け?:おそらく男性向け
靴の絞り:ワイヤー+ダイアル式
靴の丈:一般的な冬靴より やや長め
用途:雪道の普段使い・作業用など
その他の特徴:滑りにくい・内側フリース・雪や砂の侵入防止
※3Eとは横幅が広いこと(いつも履いている靴より ゆったり設定だと思います)
1番目をひくのはワイヤーとダイヤル式の絞り。
手袋を付けたままでも靴を緩めたり締めたりできるように設計されているみたいです。
ダイヤルの使い方
<緩めるとき>
ダイヤルをつまみ、上に引っ張りロックを外す→反時計回りにまわす
<締めるとき>
上に持ち上がっていたダイヤルを押し込みロックする→時計回りに締める
説明には横に引いてワイヤーを緩めるとありますが、ダイヤルのロックを解除するだけでも結構広がるので着脱しやすかったです。
購入した理由など
・滑りにくい靴が欲しかったから
・ちょっと値が張る靴はどんな感じか気になった
・作業用品店の靴が気になった
・たまたま履けそうな靴があった
・ダイヤル式が気になった
ちょっと値が張る靴(といっても高級靴でもないですが‥)がどんな感じなのか気になりました。
いつもは売れ残ったセール靴をボロボロになるまで使い倒していたので。
早歩きしたり、雪道のジョギング用にハードに使い倒す予定ですが、今回購入した靴はどのくらいの耐久性があるのか気になりますね。
作業用品店の靴は丈夫そうなイメージがありました。
その中で、たまたまサイズが合う靴があり、ダイヤル式の靴は使い勝手がいいのかも気になりました。
HMU-2328のメリット、デメリット+個人的な要望など
個人的な要望
・小さいサイズも欲しい
デメリット
・ダイヤル壊れやワイヤーが切れないか心配
・防水加工がない?
・足が小さい人向けサイズがない
・鬼底部分が削られたら意味がないのでは?
・12月の少量の雪道では新品冬靴と大差ない?
<ダイヤル壊れやワイヤーが切れないか心配>
この手の靴は使ったことがないので、耐久性が心配です。ダイヤルはプラスチックのようなもので出来ていますし。
前の方でも書いていますが、筆者は冬の早歩き、ジョギングにも使う予定なので、ハードな使用にも耐えられるのかなど。
ダイヤルやワイヤーが破損すると、紐のように交換できないので靴が履けなくなりますのでその点も心配ですね。
紐タイプの靴は紐が切れたことがないですが‥
<防水加工がない?>
プロノ公式サイト鬼底シリーズの説明には「防水」と書かれていないので、防水仕様ではないのかもしれません。
靴底はゴムっぽい素材ですが、他はメッシュっぽい素材となっています。
※鬼底シリーズのブーツ類は表面がナイロンっぽい素材で「防水」と書かれています
<足が小さい人向けサイズがない>
メンズ靴っぽいので仕方ないですが、最低サイズが25㎝3Eなので足の小さい子供や女性は履ける人が少ない点が残念ですね(^^;)
できれば鬼底のレディース向けも展開して欲しいところ。
<鬼底部分が削られたら意味がないのでは?>
上記の画像を参照して欲しいのですが‥青いライン部分が滑りにくい鬼底ということなら、たとえば鬼底を覆っているゴム部分と同じくらいまで削れてしまったら意味がないのでは?と思いました。
商品の売りは「ソールが すり減っても常にガラス繊維が出ている=滑りにくいのが長持ち」という話ですが、この辺はどうなのか気になりますね。
もしかすると、鬼底を覆っているゴム部分も一緒に削れる(常に同じくらいの高さになる)から大丈夫という理屈なのかも?
<12月の少量の雪道では新品冬靴と大差ない?>
根雪になったので、片道30分歩いてみました。
ややツルツル路面で雪道が斜めになっている箇所はなし・・という条件。
安い新品冬靴と大差がないように感じました。
※使い古した冬靴よりはマシですが‥
完全氷路面や斜めになっている氷路面では まだ使用していないので、そこで力を発揮してくれればいいのですが‥(^^;)
メリット
・靴が軽い
・丈が長めなので雪が少なめの季節は重宝しそう
・3E仕様なので靴下の重ね履きもできる
・靴が暖かい
<靴が軽い>
冬靴にしては重さが軽めだと感じました。表面のメッシュ生地のおかげでしょうか?
なので歩く距離が長い人には使いやすい靴だと思います。
おなじ冬靴タイプでHMU-2319がありますが、こちらは少し重さがあり丈が短いです。そのぶん、今回購入した靴より約1000円ほど安いですが。
<丈が長めなので雪が少なめの季節は重宝しそう>
雪が30㎝以上降ったときは さすがに向かないですが、雪の深さ10cm以内なら大丈夫そうです。
一番丈が長めなのはブーツ2種類ですが、以前このタイプの他社製ブーツを履いて、踵(かかと)と足首の間が擦れて傷ができてしまったため、購入を躊躇していました。
踵と足首が擦れないなら、本当はこの手のブーツの方がよかったんですが‥(^^;)
北海道(札幌)は年に数回、1日で30㎝以上の雪が積もる日がありますし、雪道が除雪されるのに時間がかかるので雪を漕がなくてはなりません。そういう時はHMU-2328は使用に向きません。
ブーツ、先芯なしタイプ↓
ブーツ、先芯ありタイプ↓
<靴が暖かい>
12月上旬から履きはじめましたが、足がすごく暖かいです。
内側のフリース素材が こんなに暖かいとは思いませんでした。
筆者は足冷え性ですが通勤で片道30分歩くので、この靴を履いて10分も歩けば足がポカポカでした(^^)
ただ、防水加工が付いているのかが不明ですので、雨交じりの雪の日や雪解けの季節は心配ですね。内側が濡れて逆に足冷えしそうで。
個人的な要望
・小さいサイズも欲しい
前の方でも書いていますが、小さいサイズと女性向けもあるといいなと思いました。
というか、なんでないんでしょうかね‥(^^;)
筆者がいつも履く靴のサイズは24.5cmなので、今回購入した25㎝3Eで少し大きい感じでした。
※冬用の厚手の靴下を履いても若干あまる感じですが、ダイヤルを締めればブカブカという感じでもない
24.5㎝3Eであればジャストサイズでしたが、0.5㎝刻みの靴ってマイナーな靴だと選択肢が少ないので靴選びは毎回結構大変です‥
他の方のレビュー(Amazon調べ)
2024年11月時点では、Amazon評価だと4件レビューで評価3,5となっています。
・1日20分ほど冬道を歩くのに使用、夏の間は下駄箱保管→1年で布部分が破けたコスパが良くない
・ダイヤル式で脱ぎ履きが楽
・つま先の締め付けがもう少し欲しい
・防寒仕様で暖かいが少し蒸れる
・ゆったりめの靴
耐久性が良くないというレビューは気になりますが、自身でも検証してみようと思います。
1年間(冬の間の3~4か月くらい)は持つなら、再レビューは1年後になってしまいますが‥。
まとめ:鬼底は期待ほどでもなかったが、今後の最強ツルツル路面で実力を発揮するか期待する
・ダイヤル+ワイヤー式の調整は楽
・他の方のレビューから布地部分の耐久性も気になる
・雪が少なめの季節には重宝する
・ややツルツル路面では安物冬靴と変わらない
・レディース物も展開してほしい
・最強ツルツル路面で どうなるか期待
ややツルツル路面では安物の冬靴と変わらないので期待外れでしたが、最強ツルツル路面で実力を発揮してくれることを期待しています。
雪国にお住いの方の靴選びの参考になると幸いです。
今回購入した靴↓
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