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メモリーズオフ innocent filleをプレイした感想&レビュー【久々のギャルゲ】

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少し前にSteamでセールをしていたので、「メモリーズオフinnocent fille」とアナザーストーリー(本編のその後?)である「メモリーズオフ -Innocent Fille- for Dearest」のセット版を1594円で購入&プレイしてみました。
メモオフシリーズはアナザーストーリーや派生版を除けば、2024年時点で全8作品(2025年に9作品目が発売予定)です。
筆者はガチ勢ではありませんが‥メモオフファンなのでアナザーストーリーと派生版、6作品目を除く、すべてをプレイ済。正確にいうとアナザーストーリーも気になったやつだけ3~4作品くらいプレイ済みという状況です。
※ゲーム機を持たなくなってから、この手のゲームからは遠ざかっていたんですよね(アプリでできるゲームはたまにやっていた)

メモリーズオフinnocent filleのジャンルは公式によると選択肢ありのノベル形式恋愛アドベンチャー、いわゆるギャルゲです。
筆者的には、「恋愛サスペンスアドベンチャー」と思っていますがね‥(^^;)
恋愛パートもよかったですが、サスペンスパートが本当によくて一気にクリア。

この記事でネタバレありでレビューしますので、ネタバレがイヤな方はブラウザバックお願いします。

この記事で紹介すること

・筆者の過去作プレイ状況や前提知識について
・ゲームの総評(★★★★★)
・メモリーズオフinnocent filleの話の流れをざっくり紹介
・キャラクターや個別ルートのレビュー&感想
・そのほか気になった点など好き勝手レビュー

記事が長くなるので、今回のレビューは「メモリーズオフinnocent fille」のみです。
「メモリーズオフ -Innocent Fille- for Dearest」は後日。
この記事の執筆時点for Dearestは未プレイです

最初の方に前提などがあるので、レビューだけ見たい人は目次の好きな所から飛んでください。
※なお、本記事では株式会社MAGES.様から許可をいただいて、ゲームのスクリーンショット画像を掲載しています

目次

筆者の過去作プレイ状況や前提知識について

前の方にも書いていますが‥ゲーム機を持たなくなってから、この手のゲームはプレイしなくなったんですが、メモオフのゲーム情報などは軽く読んでいたので若干のネタバレを知りつつのプレイでした。
※つまり、細かい真相とかシナリオ、流れなどは知らない「初見に近い状態」でのプレイ
脇役らしきキャラクターが正体を偽っている(?)くらいのネタバレは知っていた。

Steamのおかげで、また色んなゲームがプレイできるね

筆者は若いころにゲーム(ギャルゲ含む)ばかりやっていた人間なので、またプレイできて嬉しいです

前述していますが、2024年時点で筆者はアナザーストーリーと派生版、6以外はプレイ済みです→メモオフ1234578プレイ済み。
なのでメモオフがどういう類のゲームなのかはソコソコ理解しています→作品にもよりますが、ややサスペンスありの修羅場ありのギャルゲという傾向がある。

今回もそんな感じなのかなぁと思っていたら、サスペンス要素が強めのとてもやり応えのあるゲームになっていました。もちろん修羅場や恋愛パートも良くできてる。
8作品目からはMAGES.(メージス)という会社が関わっているからでしょうかね?
※メモオフシリーズは元々KIDという会社が作っていたようですが、だいぶ前に倒産したようです

MAGES.(メージス)公式サイト↓

https://mages.co.jp

個人的に感じたゲームの総評(★★★★★)

※思いっきり筆者の好みが入っていますご了承ください

シナリオ(テキストの良さ含む)★★★★★
(CG)★★★★☆
キャラクターの魅力★★★★★
BGM★★★★☆
システム★★★★☆
難易度★★☆☆☆
総評90/100点

ノベル形式のゲームなので、シナリオ>システム≒絵≒キャラクターの魅力>BGM>難易度の順番で重要と考えています。
※難易度に関しては攻略サイトもありますので‥

ほかの方のレビューを見ると、「これはメモオフではない」と不満な声も聞こえますが、筆者はストーリーに矛盾が少ないと思うし、サスペンスパートが予想を裏切る展開でとても楽しめました。
前作である7よりシナリオがパワーアップしていてビックリしました。

イヤなユーザー承知で言わせてもらうと、(筆者は絵も描きますので言わせてもらうと)立ち絵のデッサンが甘い部分が所々あるのが気になりましたね。服のシワとかも。
攻略対象のキャラは少なめですが、そのぶん一人一人に時間を割いている印象。
ただ、メインヒロインの親友キャラは攻略対象キャラが4人だと少なすぎるので急遽入れられたのかな?という印象でしたが‥。
あとは他のレビューでも言われていましたが、もう少しCG枚数があっても良かったかもしれません。

筆者的には「シナリオが良い+声優さんの演技が上手」であれば、場面は想像できるので、あのくらいでもOKかなぁとも思いましたが‥

BGMも悪くないです。
ホワイトアルバム・天使のいない12月など冬を舞台とした作品を参考にしているのかなと思いました。似た系統のBGMが結構ありましたし(筆者は音楽は詳しくありません)。
あとはKey作品・ジブリ・Ever17などに似た曲もあります。もしかすると同じ作曲家さんが関わっているのかもしれません。
個人的に好きなBGMは「Last memories cloudy theme」「Last memories main theme」「Rain then clear」。
特にRain then clearは信ルート?の最後の方で流れるんですが(見落としてるだけで他でも流れてたかも)、最後にふさわしい良い曲だなと思いました。Rain then clearの意味は「雨のち晴れ」。メモオフファンなら「あ~」ってなる意味。
※信ルートについては後述します
※調べてみるとRain then clearは2ndでも使われている曲らしい、一度聴いていた曲だからスッと耳に入ったのか‥

※所々に時間制限ありの選択肢が出ます

システムに関しては、OPやEDが飛ばせない点を除いては問題がないと思います(やり方しらないだけだったらゴメンなさい)。
途中で「Choose to abandon(どちらを見捨てるか選べ)」という選択肢が出てくるシステムは今まで見たことがなかったので斬新でした。選択に時間制限がありますが、直前にセーブすることも可能。
ユーザーに直接、どちらかのキャラ・選択肢を切り捨てさせるということなので、ゲームに感情移入してしまうプレイヤーにはキツいシステムかもしれません。
ノベル形式のゲームでは当たり前ですが、いつでもセーブ&ロードできるのでスキマ時間にもプレイが可能です。
筆者はほぼ初見からのプレイだったので、一度プレイし出すと止まらなくなりましたが‥(^^;)

2017年発売(Wikiより)のゲームということで難易度的には、そこまで難しくないと思います。
罠っぽい選択肢もわかりやすいですし、迷う選択肢も少ないので攻略サイトがなくてもメインルートは たどりつけるのではないかと思います(細かいバッドエンドや別エンドの回収は攻略サイトがあった方がいいかも?)
あと、CGをフルコンプする場合は攻略サイトが必須という印象です。
筆者は最後の1枚のCG(茶菓月先生のCG)を回収するのに苦労しました‥(^^;)

メモリーズオフinnocent filleの話の流れなどをざっくり紹介

左から柚莉(ゆずり)・莉一(りいち)・累(かさね)・琴莉(ことり)

※以下のざっくりした流れは端折って書いてる部分も多いので、気になる方は ご自身でプレイしてみてください

<ざっくりした流れ>

・舞台は北海道の冬
・主人公(楠瀬 累・くすのせ かさね)と幼馴染の3つ子(兄・妹1・妹2)→真方(莉一・柚莉・琴莉→りいち・ゆずり・ことり)の話
・主人公と3人は幼馴染だった←当時みんな10歳
・幼馴染の1人である妹2(琴莉)が真方家の火事で亡くなる←琴莉は主人公の初恋の女の子で、両想いだった
・火事で真方家の父親も亡くなる、母親は入院
主人公は火事の中、琴莉を助けにいったが守れなかった、そのことを高校生になってからも ずっと後悔していた
この時に主人公は火事での記憶を一部失っている
・莉一と柚莉は北海道から本州(神奈川県藤沢市、江の島の周辺が舞台らしい)の叔父さんの所で暮らすようになる
・7年後、主人公は特待生特別国内交換留学制度(トクトク制度)を使って、北海道から莉一・柚莉の学校へ期間限定で転校する
・近隣の女学生や喫茶店の店員さん、常連などとも交流しつつ、過去に起きた火事や亡くなった琴莉の真相、イジメ問題などを解決していくという流れ

メインは「琴莉」と「主人公が失くした記憶の一部」がキーパーソンのサスペンス&恋愛ストーリーです。
メイン以外だと、イジメ問題や友情、歴代メモオフに登場している稲穂 信(いなほ しん)のアナザーストーリーとなっています。

Light-Sideというルート(サスペンス要素低め)でグッドエンドを1つみたら、Heavy-Sideルート(サスペンス要素やや高め)に入ります。
更に そこでグッドエンドを1つみたら真相ルート(サスペンス要素高め)に入れるシステムになっています。

筆者から見てどんな話だった?(全ルートクリア後)

※この画像がタイトルに表示されるようになってから展開が気になりだしました

イメージを単語にするなら‥イジメ・友情・サスペンス・ヤンデレ・修羅場・殺人ですかね。
あと、メインヒロインである嘉神川 ノエル(かがみがわ のえる)は制作陣に愛されてるなぁという印象。
おそらく、innocent filleで人気投票したらノエルちゃんは1位でしょうね→実際にメモオフ総勢人気投票で7位、innocent filleの中では実質1位です。

前述の通り、ルートによってはサスペンス要素が強め。もちろん恋愛要素もあります。
メインルートでなければサスペンス要素は低めですが、主人公の取り合い(修羅場)が多い。
イジメ問題も出てくるので明るいだけのゲームではないです。
特にサスペンスパートは多少の疑問は残りつつも伏線の張り方が見事で、文句のつけようがなかった(^^)

昔のエロゲやギャルゲにあるような鈍感で「話が進まねぇー/(^o^)\」タイプの主人公ではない
主人公は頭の回転が速く、察しがいいので人の好意などにも気づきますし、緊急事態を除けば後先も考えれる、話の進みが遅いということも少ない。
認知が歪んでないし、わりと素直に行動できるタイプでプレイヤーをイライラさせません(他の方のレビューで、セリフがクサい主人公だと言われていましたが‥)。
むしろ、攻略対象キャラの中に優柔不断タイプ?が一人いるくらい。

本人たちが納得して2人の女の子と結ばれるようなルートがいくつか存在しますが、主人公がクズというより筆者も「まぁ、これはタイミング的にも仕方がないよね」と思える状況でした。だだし、あるキャラのバッドエンド以外。
「君が望む永遠」とか「SchoolDays」のようなクズさはないと思います、たぶん・・。

キャラクターや攻略した順番、個別ルートの感想など

※初見のLight-Sideグッドエンド1つとHeave-Sideのグッドエンド1つみるまでは攻略サイトを使っていませんでした

攻略対象キャラ(上記画像の左から)↓
・嘉神川 ノエル(かがみがわ のえる)‥フランス人と日本人のハーフ、親しい人以外に心を開かないが一度気を許せば積極的な性格
・三城 柚莉(みき ゆずり)‥幼馴染3兄妹の長女、困ってる人を見ると放っておけない性格、記憶力と運動神経が抜群、ノエルと寿奈桜の中学時代の先輩
・三城 琴莉(みき ことり)‥ネタバレすると、柚莉の妹ではなく柚莉の別人格。大人しい性格だが子供っぽい、主人公が大好き
・志摩 寿奈桜(しま すなお)‥神社の娘でギャル系、ノエルの親友、自分で決断できない弱さを持っている
・日紫喜 瑞羽(ひむらき みずは)‥自他共に厳しい性格、ノエルと寿奈桜の先輩、お嬢様女子高の生徒会役員、メインストーリーのキーパーソン

公式サイトのキャラ紹介↓

https://memoriesoff.jp/if

筆者は下記の順番でプレイしました。
ノエルグッドエンド→柚莉グッドエンド→(ここから攻略サイトを見る)→柚莉&琴莉エンド?とバッドエンド→ノエルバッドエンド回収→寿奈桜グッドエンドとバッドエンド回収→ノエル&日紫喜さんエンド→日紫喜さんエンド→日紫喜さん・ノエルルートのノエルバッドエンド回収→ノエルグッドエンド②→信アナザーエンド→柚莉アフター

正式なエンディングの名前(エンディングは全部で15個)↓

ノエルエンドBonne Fin→グッドエンド①
Je suis venu→グッドエンド②(トゥルーエンド?)
・Mauvaise Fin→バッドエンド
柚莉・琴莉エンド大好き→グッドエンド(柚莉)
ふたり共に→グッドエンド(柚莉琴莉)
・涙の色は→バッドエンド
・もう一度、約束を→バッドエンド
寿奈桜エンド契、そして→グッドエンド
・贖罪→バッドエンド
・後悔→バッドエンド
日紫喜さんエンド其れは雪片、咎めの如く→グッドエンド
日紫喜さん&ノエルエンドまだ見ぬ、未来へ→グッドエンド(ノエル&日紫喜さん
・語らぬ雨→バッドエンド(ノエルの?)
・愛想のカタストロフ→バッドエンド(ノエルの?)
信アナザーエンド
(※一応、ノエルエンドらしい)
Memories Off→グッドエンド
※グッドエンドは赤字
※柚莉アフターはタイトル画面から個別に入るようになっていますので別枠

ノベル形式のゲームの初見は攻略サイトなしでプレイしたかったので、いつもこんな感じでプレイしています。
適当なところで攻略サイトをみる感じですね。主にバッドエンドの回収やCG回収のため。
※ただし、昔の高難易度ゲームだと最初から攻略サイトを見るときもあります、ノーヒントだとさすがにキツイので‥
あと、個人的に好みが合わない内容だと、早々に攻略サイトを見てクリアしてしまうこともありますね。

以下から個別キャラとルートのレビューをしますが、筆者の個人的な好みが入って偏ってしまう点はご了承ください。
あと、所々見落としがあるかもしれない点もご了承ください。

筆者の好きなキャラ順(攻略対象じゃないキャラも含む)
日紫喜 瑞羽・三城 琴莉>嘉神川 ノエル・神崎美咲(攻略不可)>三城 柚莉>志摩 寿奈桜
※前作キャラは除外しています(前作キャラ入れるならクロエと詩音も推したい)

興味のある方は2020年(最終)に行われたメモオフ総勢人気投票もご覧ください↓

https://memoriesoff.jp/20th/sousenkyo

嘉神川 ノエル表ルート~①②とバッドエンドなど

※ノエルルートは表と裏真相ルート)と+αがあるので、裏ルートとαルートは日紫喜さんルートと信ルートで書きます

ノエル表ルートのざっくりした流れはこんな感じ↓

・ノエルは日本人とフランス人のハーフの子で美少女、主人公より1学年下
・その容姿から色んな人の目を惹くので、奇異の目で見られやすい
・学校では同級生の女子からイジメや嫌がらせを受け、心を開かなくなる
・ただし、日紫喜先輩や親友の寿奈桜、姉、喫茶店YuKuRuのメンバーには心を開いている
・主人公の学校の海陵祭で主人公はノエルと出会い、仲を深めていく
・主人公とノエルは似た者同士なので、お互い心地よさを感じていた
・日に日にノエルへのイジメが酷くなっていく
・ノエルの学校の生徒会役員である日紫喜さん、主人公の親友の莉一、主人公の学校の生徒会長などの助けを借りて主人公はノエルへのイジメを解決していく
・イジメ問題が解決し、主人公とノエルは お互いの気持ちが通じてハッピーエンド
・トゥルーエンドでは、ノエルは北海道に戻ってしまった主人公を追いかける

グッドエンド①はノエルと主人公が結ばれますが、主人公の「交換留学期間が終わったらどうするか?」という所で終わります。つまり未消化状態。
グッドエンド②は交換留学期間終了後の話も描かれています。
攻略サイトによると、グッドエンド②は①を見てからじゃないと行けないらしい。

ちなみにバッドエンドは主人公が躊躇したことでノエルへのイジメが益々酷くなって、主人公はノエルを守ってやれなかったことを姉のクロエさんに責められて、ひっぱたかれるという流れ。

ノエル表ルートの感想

※いまのイジメって、こんな小学生みたいな感じなんでしょうかね?

リアルでもイジメの解決って難しいので、どう解決するのか気になったので最初に攻略しようと思いました。
今まで読んだフィクションのイジメ物語→解決話は、どうしても嘘っぽさ・ご都合主義ばかりでしたしね。

ノエルをイジメていたとされる3人の女子(ボスと手下2人)ですが、じつは手下2人(上記画像の右の2人)が勝手にやっていたと判明。
イジメのボスと疑われていた神崎美咲は、ノエルの他者に心を開かない態度に苦手意識を持っていただけだった。あと自分(美咲)の親友である寿奈桜をノエルに取られた嫉妬も少しあったらしい(だから手下2人のイジメを積極的にも止めなかった)。
イジメはダメなの前提ですが‥ノエルはリアルの世界からみてもイジメられやすい行動を取ってると感じました。治安にもよるんでしょうけど、特に学生は村社会なのでイジメに発展しやすい。

ノエルルートの後の方や寿奈桜ルートをみれば分かるけど、神崎さん、実は めっちゃいい人だった・・(たぶん人によっては意見が変わるだろうけど)

だから神崎さんは筆者の好きなキャラにも入ってるし、攻略対象キャラじゃないのに人気投票でもそれなりに上位にいるのも納得。

主人公も火事の事件からイジメに近いことを周囲にされてきたので、ノエルと自分は似ていると意気投合して通じ合っていくという話。
主人公もノエルも自分の気持ちに正直なので、イライラせずに安心して見ていられる。
似た者同士って、お互いに対する共感性が高いので心地いいって感覚も すごいよくわかる。
そのぶん、お互いの境界があいまいになって共依存や束縛に陥りやすい罠もありますがね‥(^^;)
※主人公は大人っぽい性格をしているので大丈夫でしょう、たぶん・・

イジメで段々心を病んでいくノエルを心配して主人公は日紫喜さん・寿奈桜・莉一・生徒会長の相葉さん・神崎美咲と協力してイジメ問題を解決する。
物語中盤くらいから主人公を好きになっていたノエルですが、イジメ問題を解決してくれたことによって更に好きになり、最後に下の名前を呼び合いキスして良い感じになるという終わり方。
②エンドでは、告白後に一線を越えたような展開があり、主人公が北海道に戻ってからノエルが追いかける話になっています。

心を閉ざした繊細な少女が、段々と心を開いていく展開はいいですね(^^)
主人公に心を開いてからは一途に主人公への好意をあらわしていきます。もう大胆に。
※ノエルの姉クロエさんが6の主人公を(?)手に入れるときに強引に行ったから‥というのを参考にしてるっぽい

※画像は真相ルート

いまの時代は性的同意うんぬん言われるけど、フィクションの世界だと なぜこんなに「萌える」んだろう?

声優さんの演技がマジで素晴らしい。
メモオフはエロゲじゃないので直接的な描写はないですが、②ルートと裏ルートでは「一線を越えた」らしきムフフ・・なシーンもあります。
ほかの攻略キャラは一線を越えそうになる展開はあっても、大体阻止されるので。

ノエルちゃんは制作陣に愛されてるキャラだなぁと‥(^^)バッドエンドもグッドエンドもたくさん用意されてますしね。

柚莉・琴莉エンド~柚莉グッド・二人エンド・バッドエンドなど(+柚莉アフターについて)

※琴莉単体エンドは残念ながらありません、バッドエンドが実質そうなのかもしれませんが‥

柚莉・琴莉ルートのざっくりした流れはこんな感じ↓

・柚莉は幼少期の火事や父親のDVの件で解離性同一性障害(DID)を患う→別ルートで紹介する希莉(キリ)の人格が最初と思われる
・解離性同一性障害(DID)というのは「多重人格」のこと
・ほかにも心的外傷後ストレス障害(PTSD)も患っている→火とくに火事をみると発作(錯乱?)が起きる
・なので柚莉はずっとメンタルクリニックに通って治療をしている
・さらに柚莉の母親が亡くなった妹の琴莉を求めていたことから、自分の人格の中に琴莉を生み出す
・正確には琴莉の真似をしているうちに幼少期の琴莉を模した人格が柚莉の中に形成されてしまった
・柚莉の中に生み出された琴莉の人格は幼少期の思い出の中の琴莉なので、幼くて女の子らしく主人公が大好き
・柚莉は進んで琴莉に身体を貸して、主人公と琴莉を再会させる
・主人公は死んだはずの琴莉が生きていたことに驚愕するが、のちに柚莉の別人格だとわかる
・柚莉の兄の莉一は柚莉の身体を心配して琴莉の存在を消そうとするが上手くいかない
・段々と柚莉も主人公が好きになっていき、自分の中の琴莉との対立するようになる
・主人公は柚莉と琴莉、どちらかを選ばなくてはならない

エンディングは「柚莉グッドエンド」と「2人エンド」です。
あとのバッドエンド2つは柚莉(琴莉)が死亡します、おそらく。
筆者は琴莉推しなので琴莉のエンディングも欲しかったですが、それだと柚莉が消えてしまうことになるので2人エンドが一番幸せなのかもしれませんね‥(^^;)

そういえば、CARNIVALというゲームの主人公「学」も母親の虐待から「武」という やや暴力的な人格を生み出していたのを思い出します。
機能不全家庭やイジメ→解離性同一性障害になった場合、元の人格を守るために より暴力的な人格が形成されるんだなぁと。

ちなみに、柚莉アフターは柚莉と主人公が結ばれた後日談です。
幼馴染だった2人が恋人へと変わっていく、ひたすら初々しくイチャイチャした王道話でした。
疑問なのは「なぜ柚莉だけ本編ではなく、別枠だったんですかね?」ということ。
発売に間に合わなかったから?柚莉のイチャラブが足りなかったから?
※柚莉アフターはSteam版では一緒に同梱されていますが、本来は別途購入が必要らしいです

柚莉・琴莉ルートの感想

※筆者は琴莉好きだけど、とてもヤンデレっぽい・・(^^;)

琴莉がヤンデレで、嫉妬深くて独占欲が強すぎて、行動力がハンパない・・という強烈なキャラクターでした。
※日紫喜さんルートで「本物の琴莉」が出てきますが、ここではややこしいので柚莉の別人格である琴莉を「琴莉」と表現させてください
主人公がノエルや寿奈桜と話しているだけで「自分のことを嫌いになったの?」と主人公に問い詰めたり、柚莉に嫉妬して危険な目に合わせたり、ヤンデレの行動力が怖い・・(^^;)
別ルートでもゾクっとするようなヤンデレさを発揮していますが、また人格が違うから一緒くたにしたらダメなのかもしれませんけど。
でも筆者はInnocent Filleの中で1・2を争うレべルで琴莉が好きです。外見が好みなのと、主人公に一途な所が めっちゃ好み。
リアルでいたら怖いけど、フィクションとしてなら推せる

ヤンデレは「好きな人に嫌われたくない」という恐怖からなるものだと勝手に思っていましたが、幼稚性でもなり得るのかと勉強になりました。
本物の琴莉は一人称「わたし」ですが、このルートでの琴莉の一人称は「琴莉」。
幼少期の柚莉からみた琴莉のイメージで作られている人格なので当たり前ですがね。

筆者は柚莉・琴莉ルートが好きなので、感想と少し詳しいあらすじも一緒に紹介しています(なので長いです)

柚莉は運動神経抜群(主人公の祖父の剣道場で有段者らしい)で、あっさりした明るい性格、困っている人を見ると放っておけない。主人公の呼び方はルイ。
琴莉は主人公が大好きで、おとなしい性格、守ってあげたくなるような女の子(中身的には10歳くらい?)。主人公への呼び方は累ちゃん(かさねちゃん)。
2人とも髪型や服装が違います。声のトーンも違う、柚莉と琴莉で声優さんも違うらしい。

他人を思いやりすぎる柚莉の性格が災いして自分の人格の中に幼少期の琴莉を生み出してしまった。
母親や主人公が火事で死んだ「琴莉」を求めてると気づいて。
最初、柚莉は琴莉の真似(変装や口真似など)をしているだけだったが、徐々に琴莉に憑依されたように人格が入れ替わってしまう。
余談ですが‥
たしか、やるドラの雪割りの華でも似たような展開あったなとプレイしていて思いました。
主人公がヒロインの恋人を演じているうちに自分がその恋人になってしまう(思い込んでしまう)話でしたね。

話を戻しまして‥
個別ルートに入る前に琴莉の姿をした柚莉(?)を主人公は何度か見かけるのですが、現実なのか幻なのか判断が付かなくなってしまいます。
さらに その後、演劇部所属である莉一が琴莉の変装をして主人公の前に立ちますが、「琴莉のことを忘れないでほしい」という理由だったことが判明します。

※柚莉が琴莉に身体を貸して主人公とデートする

その後、柚莉は琴莉に身体を貸して、主人公に会わせる。琴莉が生きているという設定で
でも実は、莉一は柚莉に「琴莉の姿」で主人公に会うことを禁止していた。この時点では主人公はそれを知らなかった。
そんな中、主人公と琴莉はデート中に琴莉の姿で会っていたことが莉一にバレる(ノエルちゃんが主人公と琴莉が会っていたことを莉一にバラしていた)。

その後、莉一は主人公に「琴莉」を避けるように頼みます
理由は、琴莉の存在を柚莉の中から消さないと、柚莉の精神に負担がかかるからだそうです。
ここは以前の莉一の行動(琴莉の変装をして主人公の前に立った)との矛盾に、すこしドン引きしましたね‥(^^;)

主人公は莉一のたのみを聞き、柚莉の精神をあんじて、琴莉を避けるようになります。琴莉からのちょっこトーク(LINEみたいなもの)もすべて無視します。
当然、主人公が大好きな琴莉は悲しみます。主人公も琴莉を無視することに苦しみます。
その後、柚莉は主人公と琴莉の思いを知って、莉一合意のもと、琴莉は柚莉の中から消えることに決める。
最後に主人公と琴莉のデートを取りつける。

デートが終わって、その後、琴莉の存在が消えたかと思いきや数日後、じつは琴莉の存在が消えてなかったことが判明する。
琴莉の自我が芽生えてしまったため、今度は逆に「琴莉の存在を認めてやること」が柚莉の精神にもいいと柚莉の担当医(秋村先生)に言われる。

※段々と主人公を好きになっていく柚莉
(じつは幼少期から主人公を好きだったが琴莉に遠慮していた)

柚莉・琴莉・莉一・主人公とワイワイやりつつ過ごしていきますが、じつは柚莉も主人公が好きになりつつあった。
じつは「幼少期から柚莉は主人公が好きだったのでは?」と治療中に柚莉の担当医に見抜かれ、治療の一環として主人公と柚莉は恋人ごっこをすることになる。主人公も治療のために柚莉に協力する。

そのため段々と琴莉と主人公が一緒にいる時間が減ってしまい、琴莉が不満と嫉妬の感情を持つようになり、柚莉と琴莉の仲が悪くなっていく。つまり主人公の奪い合いが始まる。
琴莉は主人公への好意を隠さないが、柚莉は主人公への好意をハッキリさせない。あくまで恋人ごっこだという。

土曜に主人公は柚莉と恋人ごっことしてデートをしているとき、途中で琴莉は柚莉の身体を乗っ取り、危険な目にあわせる(車に轢かれそうになる)。

この部分・・柚莉が死んだら自分(琴莉)も死ぬことになるわけですが、どんな狙いがあったのでしょうかね?と

主人公が助けると見込んでいたとか?

ちょっと痛い目をみせてやりたい所ではない気が・・(^^;)

翌日の日曜に琴莉と主人公は主人公の部屋で会うが、主人公は琴莉が柚莉を危険な目に合わせたことを疑い、琴莉を問い詰める。
琴莉は主人公に「柚莉ばかりで、自分を相手にしてくれなかった」と不満をぶつけて、主人公を押し倒す。
琴莉は主人公に泣きながら本音をぶつけて、強引に結ばれようとする。
しかし、すんでの所で柚莉が表に出て阻止、琴莉(柚莉)は気絶する。
琴莉のこういう所が可愛いけど、ヤンデレっぽいですよね・・(^^;)

あと、琴莉が主人公を押し倒した後に服を脱いだっぽいSE入るけど、CG上は服を着たままなんですが。
これは服を脱いだCGは用意してたけど、CEROに過激すぎると怒られた感じなのかな?
いやでも、違うキャラでベッドで裸のCGありましたよね?アレがOKでコレがダメな理由もわからないですが‥。
個人的にはノエルちゃんのCGだって結構過激だと思うし。

※琴莉が部屋にやってきた時点で部屋が暗かったのは何故なの・・?

その後、柚莉と琴莉の仲は悪化して、お互いの大事なもの(主人公との思い出の品)を破壊していく。
主人公は柚莉と琴莉「どちらが必要か?」と選択を迫られる。
①選べないを選択→2人エンド
②柚莉を選ぶ→柚莉エンド
③琴莉を選ぶ→バッドエンド

ここまで(ノエル表→柚莉・琴莉ルートまで)攻略サイトを見ないでプレイしていましたが、自然と柚莉優先の選択肢を選んでいたので、ノーミスで②のエンドに行けました。②エンドは琴莉が柚莉の中から消えます。というか統合します。
選択肢は(攻略サイトをみるまでは)主人公の性格なら「こっちかな?」という感覚で選んでいました。
興味がそそられるような選択肢が出れば、そっちを選ぶときもありますが‥。

②エンドを見てから攻略サイトをみて、残りのエンディングを回収。
琴莉好きとしては2人エンド推しです。②のエンドも中々キツイ。バッドはおそらく柚莉・琴莉死亡ですし。

ちなみに2人エンドは、主人公の目の前で柚莉・琴莉が傷つけあっているのを見せつけられて、真面目で優しい主人公が壊れそうなる。両方好きだから選べないと。
そんな様子をみて、柚莉・琴莉は主人公が壊れるのはイヤだと言って、争いをやめる。お互いに上手くやっていく方法を見つける話です。
莉一・柚莉・琴莉公認で二股エンドっぽい終わり方ですね。
2人の相手をして「体力持つのか?」と莉一に心配される主人公・・(笑)

琴莉好きな筆者としては琴莉エンドも欲しかったですが、まだプレイしてない「メモリーズオフ -Innocent Fille- for Dearest」に期待しています(^^;)

柚莉アフターの感想

柚莉推しの方ならもっと色んな感想が出てくるかもしれませんが‥
筆者の感想としては、柚莉アフターは幼馴染から恋人の王道パターンで ひたすらイチャイチャラブラブしてるだけなので語ることも少ないんですよね。

柚莉アフターで筆者が1番印象に残っているのは莉一から主人公への罪の告白(?)。
莉一は幼少期のころ、実の妹の琴莉が女の子として好きだったこと。その気持ちをずっと封じ込めてきたこと。
琴莉と両想いの主人公に ずっと嫉妬していたことなどを主人公に告白してきます。
※ネタバレすると、じつは親同士の再婚で莉一と琴莉は兄妹になったため血のつながりはないが、このルートでは そのことを莉一は知らない

柚莉アフターは真相ルート後にやったので莉一の想いは知っていましたが、柚莉アフターでの莉一は全然病んでいない。
真相ルート、つまり「本物の琴莉」が現れるとヤンデレ莉一になるんですよね‥(^^;)うーん、柚莉と莉一兄妹そろってヤンデレか・・。
でも三城兄妹がヤンデレになったのは、アルコール依存のDV父親がいたせいもあるのかもしれません。

でも「本物の琴莉」も同じく、アルコール依存のDV父親がいたのに全然病んでいないのが不思議かも?

※真相ルートで主人公が語っていましたが、琴莉は違って父親に可愛がられていたという話があったので、そのためかもしれません

莉一はイケメン設定なのでモテるはずなのに、7年も同じ女の子(琴莉)を想いつづけてるのも凄い話ですよね。ヤンデレこじらせてるのもあるだろうけど。
主人公も琴莉を助けられなかった「後悔」から7年間も琴莉に囚われてるし。

ホワイトアルバム2では同じ相手を5年想いつづけてるだけで色情狂とか言われていましたけど、そうなんですかね‥?

絵面的には主人公も結構イケメンな気もしますけどね‥
おまけに成績優秀・頭の回転速い・剣道有段者・自分の気持ちに正直ですし

志摩 寿奈桜ルート~グッドエンド・バッドエンドなど

志摩 寿奈桜ルートのざっくりした流れはこんな感じ↓

・寿奈桜は主人公が住んでるアパートの大家の娘、家は神社、主人公より1学年下
・メインヒロインのノエルの親友、ギャル系、自称バカらしい
・しかし、ノエルを嫌っている(?)神崎さんも寿奈桜の親友なので、ノエルと神崎さんと板挟みになる
・寿奈桜は自分で決断することが苦手で、いつも周りに流される
・そんな中、ノエルと寿奈桜は主人公に好意を持ち始めるが、寿奈桜は自分の気持ちを押し殺してノエルと主人公をくっつけようとする
・ノエルは鋭いので、寿奈桜の気持ちに気づいて2人は対立
・寿奈桜は自分の優柔不断さを断つために神崎さんと絶交し、ノエルと真の親友になろうとする
・最後にノエルと寿奈桜は主人公を賭けて、テニス対決をする
・寿奈桜はわざと不利な対決を選んで負けようとするが、途中から本気で戦うようになる(選択肢による)
・試合には負けたが主人公を手に入れる(選択肢による)

ラストに出てくる選択肢は「選ばない」が正解とは思いませんでしたね‥(^^;)
ノエルを選ぶと、二股バッドエンドになって、神崎さんを選ぶと主人公が神崎さんとイイ感じに(?)なるバッドエンド。
寿奈桜ルートのバッドエンドは若干、寿奈桜が病んでいますが、ノエルの精神崩壊エンドや他の死亡エンドよりは全然マシですね。

志摩 寿奈桜ルートの感想

※神崎さんvsノエルちゃん、寿奈桜はオロオロ・・

簡単に表現するなら‥
寿奈桜ハッキリしてくれ!
神崎さん可愛すぎる!
ノエルちゃんの悪い顔がたまらん!
‥という感想です。

筆者がせっかちな性格のせいですが、自分で自分のことを決められない寿奈桜にイライラ。「話が進まねーよ/(^o^)\」と。
筆者も学生時代なら「自分で決められないこと」に身に覚えがあるので人のことも言えませんが‥。

シナリオ的に仕方ないんですが、おそらく、ノエルファンからの反感をたくさん買っている不遇なキャラだなぁとも思いました。
周囲に流されてしまう寿奈桜は、神崎さんの取り巻きがノエルちゃんをイジメてても かばう事もできないですしね。
※ノエルルートの方でも書きましたが、ラスボスかと思われてた神崎さん自身はノエルちゃんが苦手というだけで、イジメには関わっていません(むしろ良い人)ただし親友の寿奈桜をノエル取られたことに少し嫉妬はしている

余談ですが、神崎さんはメモオフ総勢人気投票でもヒロインでもない(攻略すらできない)のに19/53位ですよ‥(^^;)脅威の順位。それだけ良いキャラってことですね。
がんばっているのに報われないキャラとか、他のヒロイン(主人公)のために嫌な役を買ってでるキャラには自分を重ねたり、感情移入してしまう人が多いからですかね‥?

寿奈桜バッドエンドの神崎さんが めちゃくちゃ可愛かった(^^)

※寿奈桜のバッドエンドだけど、可愛い神崎さんがみれる幸せよ(^^)

頼む、神崎さんを攻略させちくりー

話を戻しまして‥
途中で主人公の取りあいで、ノエルちゃんと寿奈桜のビンタ合戦がはじまりますが、ココもおそらくホワイトアルバムをかなり意識して描かれてるんだろうなと思いました。7にもダブルヒロインのビンタ合戦あったか‥。

寿奈桜とノエルちゃんは最後にテニス対決で決着を付けようとするのですが、このときのノエルちゃんの悪い顔がたまらん(^^)ちなみにテニスの腕前はノエルちゃんの方が上らしいです。だから寿奈桜には不利な対決だった。
ちなみにグッドエンドに行くと、寿奈桜の巫女姿がみれます(ノエルルートの②エンドと真相ルートの2人エンドでも見れる)。

寿奈桜は数合わせに入れられた説?
筆者の予想ですが、フルプライスゲームにしては「ノエル・日紫喜さん・柚莉・琴莉」の4人だけでは攻略対象が少なすぎると思い、急遽、寿奈桜が攻略対象に入れられたのでは?と思いました。
柚莉と琴莉はセットなので実質3人みたいなものですしね。
上記4人は真相ルート(メインルート)に必要なキャラですが、寿奈桜は微妙な立ち位置だし(^^;)

あと、途中までノエル・寿奈桜は共通ルート(Light-Side)ですが、共通ルートに入って最初の方で選択肢をミスると直ぐにノエルルートに戻されて二度と寿奈桜ルートに戻れなくなる仕様は何なんでしょうかね‥?
そんなにノエルルートに行って欲しいのか。

このゲームから学んだことは、自分の気持ちを押し殺す(自分に嘘をつく)と病むという部分。
自分に嘘をつき続けた柚莉・莉一(真相ルート参照)・寿奈桜は病んでるか、精神に支障をきたしているし。
対して、「本物の琴莉」や主人公も結構ひどい目に合っているけど、自分に正直だから全然病んでいない。
※柚莉の中の別人格のヤンデレ琴莉は特殊な存在だから置いておくとして‥

筆者も自分に正直に生きようと思いました‥ヤンデレになりたくないっす・・

真相ルート(日紫喜さんルート・ノエル裏ルート?)など

初期のツンデレっぽい日紫喜さんも好き(^^)

真相ルートは、めっちゃ楽しみにしていました(^^)
サスペンスパートの核心部分だし、推しの出番が多いし。

流れはこんな感じ(真相ルート・2人エンドも筆者が好きな話なので長いです)↓

・日紫喜さんに「初めて」会ったときから妙な感覚を覚える主人公
・この違和感の意味が分からずに日紫喜さんと軽い交流をしていく
・柚莉の別人格である琴莉やノエルたちとも交流していく主人公
主人公の気持ちはノエルに傾きつつあったので、柚莉の別人格である琴莉を拒否するようになる
・その後、「何者か」によるノエルへの暴力的な嫌がらせが始まる
・最初は元々あったノエルへのイジメが過激化しただけだと思われていた
・主人公は林鐘寺女子高(ノエルが通ってる学校)の生徒会役員である日紫喜さんと一緒にノエルへの嫌がらせを調査し始める
・主人公の推理力と日紫喜さんの調査結果により、「柚莉の別人格である琴莉がやったのでは?」という仮説に至る
・そんな中、久世 奏波(くぜ かなみ)というフリーライターが主人公に接触してくる
・久世は前からノエルをモデルにしたいとかの関係で主人公とも面識はあった
・久世は7年前の火事のことを主人公から聞き出そうとしてくるが、主人公は思い出せない
・火事の件でクリスマスイブの日に久世と待ち合わせをした主人公だが、久世は指定した時間に現れなかった
クリスマスの日、主人公とノエルはデートし主人公の部屋にお泊り→ノエルは主人公と結ばれる
・翌日の朝、主人公はノエルを駅まで送ろうとし、2人はアパートを出る
・アパートの階段を降りると、久世の遺体があった
・久世は何者かに「殺害」されていた
・翌日、主人公はノエルの身を案じて自宅待機させていたが、ノエルは主人公に会いたくてYuKuRuに行ってしまう
・それを知った主人公は自分もYuKuRuに行こうとするが、ノエルはなぜか片瀬山公園の教会へ1人で向かってしまう
・日紫喜さんからの ちょこトーク(LINEみたいなもの)の連絡で、そのことを知る
・主人公は頭をフル回転させて、自分のちょこトークを確認すると身に覚えのないメッセージがあることを確認
「誰かが」主人公になりすまして、ちょこトークのメッセージでノエルを片瀬山公園の教会に向かわせたのだ
・大急ぎで主人公と日紫喜さんは片瀬山公園の教会へ向かう
・主人公が教会へ着くとノエルがすでに到着していたが、直後に柚莉の別人格である琴莉(?)が大きなナイフでノエルを刺そうとする
・間一髪で日紫喜さんがそれを阻止
・そこで柚莉の別人格である琴莉(?)が、火事に関する主人公の忘れていた記憶を呼び覚ましてしまう
・同時に、じつは日紫喜さんが「本物の琴莉」であることが分かる
・柚莉の別人格である琴莉(?)はノエル殺害に失敗したので、ノエルに「主人公に近づくな」と忠告して退散する
・その後、ノエル・日紫喜さん・主人公は警察に連絡はせず退散する
・主人公がノエルを送った後、駅で日紫喜さんが主人公を待っていた
・日紫喜さんは主人公に「話がある」と接触してくるが、主人公は熱で倒れてしまう
・ちょうど その場にいた信の協力のもと、日紫喜さんと信は主人公を主人公のアパートへ運ぶ
・信を帰した(追い出した?)後、倒れた主人公は日紫喜さんが介抱してくれた
・目を覚ました主人公は日紫喜さんの話を聞く
・日紫喜さんは「なぜ琴莉であることを隠していたか?」「なぜ琴莉は死んだことになったのか?」など過去の経緯を説明してくれる
・主人公は あの火事の日、琴莉を助けるために琴莉のDV父親を酒瓶で殴って気絶させていてた(それで父親は火事から逃げおくれて死亡していたという話)
・この罪の記憶を主人公に思い出させないために、日紫喜さんは自分が琴莉であることをずっと隠していた
・ただ、死亡したDV父親はナイフの刺し傷が数か所ついていて、その謎が残ったままだった
・このナイフの刺し傷は7年前の火事の時点では琴莉がやったことにされていた
・だから主人公の祖父(警察鑑識)と親友だった日紫喜さん祖父は琴莉が死んだことにして、琴莉に新しい人生を与えた
・主人公と本物の琴莉(日紫喜さん)との感動の再会のあと、ノエルも交えてこれからの話し合いが行われる
・柚莉の別人格である琴莉のことや久世のことについて
・さらに日紫喜さんは もう自分の正体を隠さなくてよくなったので、ノエルに主人公を譲らないと宣戦布告する
・もちろんノエルも主人公を日紫喜さんに譲らないと宣戦布告する
主人公と日紫喜さんは柚莉の別人格である琴莉や莉一に連絡を取るが、つながらない
・じつは主人公は久世の遺体からロッカーの鍵を抜き取っていて、そこに 「この事件の真実があるのでは?」と考える
・ただ、どこのロッカーの鍵なのかが特定できない
・信の協力を得て無事にロッカーを特定し、中に入っていたメモリースティックを確認する
・メモリースティックの中には7年前の火事についての記事と、久世の仮説が音声データとして残っていた
・久世は「柚莉」、「柚莉の別人格の琴莉」の他に「もう一人、別の人格」がいるのではないか?と考えていた→「もう一人の別の人格」は後に希莉(キリ)という名前だとわかる
・頭のいい主人公と日紫喜さんは「黒幕は莉一ではないか?」と薄々感づいていた
・主人公と日紫喜さんが一緒にいるとき(正確にはちょっと目を離したすき)に莉一と希莉が2人に接触してきて、日紫喜さんが捕まり、さらわれる
・この時に莉一は幼少期から妹である琴莉(日紫喜さん)に劣情を抱いていたこと、琴莉と両想いの主人公に嫉妬して狂いそうになっていたことを必死に隠していたと話す
・主人公とノエルは再度、信の協力を得つつ、日紫喜さんを救出するために学校へ向かう(日紫喜さんをさらうときに使われていた車を運転している人から学校に行ったと推測したよう)※1
・主人公は莉一たちを見つけると、希莉がナイフで主人公に襲いかかってくる
・直後、隙をついた日紫喜さんが莉一に反撃、莉一の肋骨を折る
・希莉の身体能力は柚莉ベースなので手ごわいうえに、主人公は柚莉の身体を傷つけられないと躊躇し、やられそうになる
・しかし、希莉から一瞬、柚莉と別人格の琴莉に入れ替わり、主人公に自分を止めてくれと頼む
・直後、久世の遺品であるスタンガンを使ってノエルが希莉を気絶させる
・その後、主人公は莉一のもとへ行き、事情を聞いてるうちに警察が到着
・じつは希莉は、莉一と柚莉兄妹と一緒に生まれるはずだったもう一人の妹だったことが判明する
・希莉の人格は柚莉が幼少のころに憧れていた正義の味方の魔法少女をベースにしているらしい
・さらに火事でDV父親をナイフで刺したのも この希莉だったことがわかる
・柚莉と、その家族を守るために希莉は生み出されたのだった
・主人公は今回、学校で問題を起こしたことにより強制的に元の学校に戻され、日紫喜さんやノエルと一緒に過ごすようになる(ノエルは主人公の所に遊びに来ただけ?)

上記はグッドエンド(ノエル・日紫喜さんエンド)に行く流れです。
最後の選択肢で、ノエルを危険な目に合わせたくない(ノエルを拒否する)を選択すると日紫喜さん専用エンドになります。
日紫喜さんエンドだと、ノエルの助けなく日紫喜さんを救出する流れです(※1から下までノエルが不在)。
その後、日紫喜さんは学校を退学して主人公のもとへ行く。
※ノエル・日紫喜さんエンドでも日紫喜さんは学校を退学して、主人公のもとへ行きます(もう家族と呼べる人がいないという理由から?)莉一は刑務所か少年院?で柚莉は病院にいます

前の方で、選択肢をミスると途中でノエルが死亡または意識不明の重体になりバッドエンドとなります。
日紫喜さん専用ルートのバッドエンドはナシ。
※ちなみに教会でノエルを襲ったノエル暴力的な嫌がらせしたのは「柚莉の別人格の琴莉」ではなく「希莉」ということが後でわかります

日紫喜さんルート、ノエル&日紫喜さんルートの感想

かっこいいし、可愛いし日紫喜さん本当にいい(^^)

筆者は特にサスペンスゲーム好きではないのに、サスペンスゲームが好きになりそうなレベルで真相ルートは良かった(^^)※推理マンガは好き
伏線回収も爽快だし、なにより日紫喜さんがカッコええ。

筆者はEVE burst errorも大好きなんですが、そういえばEVEもサスペンスか‥

真相ルートのあとに一旦戻って、ノエル表ルートのエンディング②(トゥルーエンド?)に行きましたが、日紫喜さんの想いを知っているためテキストを読んでて苦しくなってました。どんな気持ちでノエルを応援してたんだろうと。
筆者は柚莉の別人格の琴莉と本物の琴莉である日紫喜さん(両方の琴莉)推しなので申し訳ないが、そこはやっぱり贔屓しちゃいます(^^;)

公式サイトのキャラ紹介で日紫喜さんがサブキャラっぽく紹介されている演出もニクい‥。
勘のいい人は幼少期の琴莉の映像をみれば、「日紫喜さんが本当の琴莉なのでは?」と気づくかもしれませんが、公式サイトをみた人は先入観から気づけない可能性も高いんですよね。
筆者もネタバレを見てなければ、「日紫喜さんは一応攻略できるサブキャラかな?」くらいに思っていた可能性が高い。

日紫喜さんは自分にも他人にも厳しく、お嬢様学校の生徒会役員(将来は生徒会長でしょうね)で、頭の良い人だけを集めたオールスター模試で1位になるレベルで頭がいい、ちなみに主人公は そのとき2位だった。
運動神経も抜群(剣術や合気が得意という説明から)さらに礼儀から華道・茶道もなんでもござれ。
主人公的には日紫喜さんが作った手料理も美味しかったそうですが、日紫喜さん本人は料理は得意ではないと言っていた。

日紫喜さんは火事のあとに旭川(北海道)の祖父の家に引き取られ、その後、祖父の娘夫婦である日紫喜家の養子になる。
じつは祖父の家は資産家でヤ〇ザ家系。日紫喜さんは実家で強面のおじさんたちに「お嬢」と呼ばれていたそうです(笑)
高校生になって主人公と再会しますが、最初は主人公に対する口調も厳しくて堅かったが、正体を明かしてからは口調まで変わって主人公にデレデレです。最初の「累ちゃん」呼びと笑顔が最高に可愛かった(^^)
声優さんのツンとデレの演じわけ上手すぎ。

あと、旭川からこっちに来た理由も語られています。
日紫喜さんのお世話をしてくれた祖父が亡くなり、養父・養母から邪魔者扱いされて、元家族である莉一や柚莉のそばに逃げてきたそうです(2人に正体は明かさないままで)。孤高なフリして結構寂しがり屋なのかもしれませんね、日紫喜さん。
正体を明かしてから主人公にデレデレになる気持ちもわかる。

でも、真相ルートを見た感じ、特に莉一に正体明かしていたら大変なことになっていたんじゃないかなぁ‥

作中で主人公の記憶が戻ってしまったから正体を隠さなくてもいいという話でしたが、一応死んだことになってるなら色々とマズイ気もしますがね‥

あと、いつも思いますが、ゲームや本は他者(?)の人生を疑似体験させてくれるので人の気持ちの理解に役立ちますね。
筆者は寂しがり屋じゃないので本来だったら寂しがり屋の人の気持ちは一生わからないはずだったけど、ゲームや本などで多少は理解できるようになりましたし。

※正体を明かす前とのギャップよ・・

日紫喜さんがデレてからの行動一覧・・裸で主人公の隣に寝る、ノエルに主人公を譲るつもりはないと宣戦布告、主人公のほっぺにチューする、主人公の「そばにいたい」とストレートに気持ちを伝えてくる・・ツンデレ大好きの筆者は大・歓・喜(^^)

素直じゃないツンデレ娘もいいですが、感情をストレートに伝えてくるのも可愛いくていいですよね

真相ルートに入ったのは寿奈桜ルートの後だったので、色んな面で弱い寿奈桜と比較して、日紫喜さんは肉体的にも精神的にも強くてカッコいいなと思いました。
寿奈桜は自信のなさからか、ノエルに対して劣等感や遠慮をしていた。対して日紫喜さんはノエルに正々堂々と主人公を賭けて戦う宣言をする。さすが筆者の推しだ(^^)
戦闘面での日紫喜さんも最高にカッコよかった。
教会でノエルをナイフで襲おうとした希莉に対して、日紫喜さんは鉄のペンみたいなものでパリィして受け流すし。これが剣術・・?
日紫喜さんは莉一たちに さらわれた後に希莉に肩を外されるのですが、その状態から莉一の肋骨を折るような攻撃(肩を外されてたから蹴りか?)を繰り出すし。ヤ〇ザの血か‥?
※CGやテキスト(説明)がなかったので、どんな攻撃を繰り出したのかは不明

マンガ「花より男子」かなんかで言われてた気がするけど、お金持ち家庭の子は誘拐対策として格闘技を習っていることが多いとかなんとか・・

特にそういう描写はないですが‥
幼少期の琴莉(日紫喜さん)は泣き虫で主人公に助けられてばかりいたので、火事の件ふくめて それを苦に強くなったと考えると日紫喜さんが たまらなく愛おしい・・(^^)
※まぁ作中では礼儀や武道などの習いごとは祖父に強制的に習わされていたと言われていましたが‥

あと、莉一が日紫喜さんをさらう前、莉一が主人公を責める描写がありました。
柚莉の別人格である琴莉の気を惹きながらノエルを選んだこと。
本物の琴莉(日紫喜さん)が現れたら、今度は莉一の愛する琴莉(日紫喜さん)にも手を出そうとしていること。
ここの莉一の問い詰めは、正論すぎて ぐうの音も出ないですね‥(^^;)タイミングが悪いとも言うべきか。

たとえば、ノエルと出会う前に日紫喜さんの正体を知っていれば、主人公はノエルを選ばなかった気もするし、柚莉の別人格の琴莉の気を惹くこともなかっただろうしねぇ

※唯一、言い訳をするとしたらノエルと日紫喜さんが納得して二股(?)を許容しているくらいでしょうかね、後々に決着をつけるという話でしたが‥
真相ルート通りのことが起きたとして、筆者が主人公の立場なら、いくら日紫喜さん推しでもノエルを簡単に切り捨てられないですけどね。
なので、日紫喜さん専用エンドで(特に言及もなく)ノエルを捨てた?主人公に少しキレてました。一線まで超えておいてと‥。

筆者なら2人とも選べないなら、2人とも選ばない選択をしそう‥(^^;)
五等分の花嫁みたいに「甘えんな!」と言われる?
瑠璃色の雪というゲームでは双子のヒロインと結婚するために一夫多妻制の国に移住するという、とんでもない展開があったような‥?

※画像はノエル表ルート

筆者的に疑問が1つ残っていて、主人公のちょこトークでなりすましをして、ノエルちゃんを殺そうとしたのは莉一ってことでいいんですよね?
後述していますが‥たとえば希莉ならノエルちゃんを殺そうとする理由は何となくわかるのですが‥莉一がノエルちゃんを狙う理由がわからなかった
①隠しておきたい久世さんが持っている情報をノエルが持っていると疑ったから?
②ノエルを殺すことで主人公が自責の念を抱く→自殺に追い込む→邪魔者がいなくなって、莉一は琴莉(日紫喜さん)を手に入れれるから?
・・たぶん①かな?②まで読んでの行動なら莉一は天才策士だし、実際にノエルが刺されるバッドエンドは主人公は自殺したっぽいし。

希莉について・・
ゲーム内で希莉は柚莉を守る正義の魔法少女という設定ですが、絵面的にはサイコパスな悪役にしか見えませんでしたね(^^;)
あと柚莉の別人格である琴莉のためならともかく、柚莉自身を守るためにノエルを襲っていた意味もわからなかった。
このルートでは、柚莉の別人格である琴莉は主人公が大好きでノエルに嫉妬していた(邪魔だった?)のはわかりますが、柚莉は主人公を親友として大切にしていたし、ノエルは柚莉の大事な後輩でもある。
最後の方で語られていた気がしますが、希莉の中では柚莉の別人格である琴莉=柚莉の意志ってことだったんですよね?

とにかく、真相ルートはシナリオも推しキャラも最高でした(^^)

※サムネで正体明かした日紫喜さんを描けなかったので白黒で描いてみた

信アナザールート(ノエルエンド)についてと感想

※本当は信アナザールートが終わってから柚莉アフターをやったのですが、柚莉アフターは別枠なので、信アナザールートが最後にプレイしたルートとさせてください

さっくりした流れはこんな感じ↓

・メインは喫茶YuKuRuのマスター稲穂 信(いなほ しん)と従業員である汐鐘 京子(しおがね きょうこ・通称お京さん)の話
・2人は ささいなことからケンカをして冷戦状態になる
・そんな2人を心配するYuKuRuの常連たち
・しかし、ケンカの原因がわからなく、お店の雰囲気が悪いままになる
・特にノエルちゃんは同級生から嫌がらせを受けけていて、YuKuRuだけが心の拠り所だった
・主人公やノエル、ほかの常連客と協力して信とお京さんのケンカの原因を突き止めて、仲直りさせようと皆で奔走する
・じつは信は、お京さんにプロポーズする予定だったがタイミングを逃していた
・そして、お京さんは信の子供を妊娠していたが、信に言い出せずにいた
・という すれ違い(?)がケンカの原因だったらしい
・主人公や常連客たちの協力を得て、お京さんの妊娠報告と信が お京さんにプロポーズして、無事仲直り
・主人公はトクトク制度の期間が終わり、北海道へ帰る
・後に信からのお礼メールとYuKuRuの賑やかな画像が一枚添付されている
・YuKuRuに笑顔が戻ったことで、キミが守りたかったお姫様(ノエル)は今日も笑顔だと

1番最後にプレイするの推奨です。
全シリーズに出てくる信が幸せになるお話。
・・というか、信とお京さんって付き合っていたんですね(^^;)
ほかの人から2人の関係を聞かれても、信と お京さんは全力で否定していたので筆者は付き合う一歩手前くらいだと思っていました。

あと、このルートは歴代メモオフの人気キャラがたくさん出てきます。
・双海 詩音(1のヒロイン)
・今坂 唯笑(1のメインヒロイン)→三上 唯笑
・白河 ほたる(2のメインヒロイン)
・荷島 音緒(3のメインヒロイン)
・仙堂 麻尋(5のメインヒロイン)
・陵 いのり(4のメインヒロイン)→鷺沢 いのり
・稲穂 鈴(6のヒロイン)
・天川 ちなつ(7のメインヒロイン)
・星月 織姫(7のヒロイン)
※矢印があるキャラは それぞれのタイトルの主人公と結婚しているっぽい

筆者は6以外は全部プレイしているので、それぞれのキャラのネタが懐かしいなぁとニヤニヤしていました。
(ルートは違いますが)いのりのなぞなぞターィ・・とか、ほたるの健ちゃん呼び、唯笑のトモちゃん呼びとか、詩音の紅茶好きとか、オチバミとか、カキコウロギとか、昨日の友は今日の友とか。
あと、ちなつ・姫ちゃん先生は髪型変えると、どちらがどちらか分からなくなりますね。声も似てるし。最初どっちか分からなかった‥(^^;)
たしか、信ルートでは出てこなかったと思いますが、ノエルのお姉さんのクロエさんがキレイで美しい。
クロエさんは筆者がプレイしてないメモオフ6のヒロインらしいので、メモオフ6にも興味が出てきました。

本編で1番出番が多いのは唯笑と鈴でしょうかね?
とくに唯笑は主人公たちのお助けキャラとして大活躍します。

前の方でも書いていますが、信ルートで最後に流れるBGM「Rain then clear」は本当にいい曲なので必聴です。

そのほか、思ったことなど好き勝手に書いていく

左から、いのり・麻尋・唯笑

・8作目のinnocent filleとfor Dearestで最後という話だったのに9作品目(2025年4月発売予定)が出るのが不思議
>今後も10作目・・11作目・・も期待しちゃっていいのかな?
某アニメでも言われていましたが‥現実的な話、この手のフルプライスギャルゲーは時間のない現代のユーザーと相性が悪いですし、少し心配しています。短時間でプレイ可能なハーフ&ロープライスのエロゲならともかく。
まぁ、筆者は元々ノベルゲーもギャルゲもエロゲも好きなので、面白い&興味が引かれる作品なら時間作ってプレイしますけどね(^^)

・夕凪荘とレモンネタが懐かしい
>2ndの朝凪荘、つばめ先生が思い出される。
そういえば、2025年発売の9作目で つばめ先生が出るらしい。
もちろん、2ndの主人公と結ばれなかった世界線ですよね?あの性〇待の父親はどうなったんだろうと。
メモオフ2ndはCERO12才以上対象だったと思いますが、いまにして思えば結構ヘビーな内容が多いなと。テーマ的にも「浮気」だから子供向けじゃねぇ・・(^^;)

・信がテンチョー呼びを嫌がる理由(マスターと呼べと何度も注意されていた)
>3にテンチョーキャラがいたから?
本編でも少し語られてましたが、3のメインルートを進んだ世界線っぽかったのでテンチョーは亡くなっているんですよね。
メインルートなら正午(3の主人公)は音緒ちゃんとカナタ、どっちを選んだ世界線だろう?
innocent filleでは特に語られてなかったし。

・柚莉の名前の由来は「譲り」から?
>周囲の雰囲気を優先して他者に譲ってばかりいた柚莉の名前の由来って、やっはり「譲り」から来ているんでしょうかね?

・ノエルちゃんだけ一線を越えたっぽいシーンが2回もある
>メインヒロイン補正だと思いますが、他のキャラのも見たかったね‥(^^;)
for Dearestでは描かれているのでしょうかね?
それにしてもノエルちゃんだけエンディングはいっぱいあるし、バッドエンドもいっぱいあるし、贔屓されてるなぁと。

・察しのいい人は自分の答えが出たら追求しない
>このセリフは結構印象に残っている。その通りすぎて。

・初期の日紫喜さんは誰かに似てるなぁと思ったら・・
>麻雀漫画「咲Saki」の辻垣内智葉(つじがいど さとは・通称ガイドさん)だ!とプレイ中に閃いていました。あちらも「お嬢」と呼ばれてましたしね。下記は辻垣内 智葉についての詳細↓

https://dic.pixiv.net/a/%E8%BE%BB%E5%9E%A3%E5%86%85%E6%99%BA%E8%91%89

・ノエルルートで主人公と出会って弱くなったという描写があったが‥
>今までは同級生の嫌がらせを無視できていたが、主人公に出会って弱くなったとノエルは思っている。
ロマンのない話をすると、大事な人ができたことで頭を使いすぎて(マルチタスクになりすぎて)知能が下がっている状態ではないかと筆者は推測しています。
今までは他者を寄せ付けない一貫した態度でよかったけど、大事な人にはそんな態度ができないからという。

でも、親友である寿奈桜やYuKuRuのメンバーや家族には普通だから、ちょっと違うのか‥?

・日紫喜さんが自分の正体を明かしても問題ないという考え方が甘かった
>莉一の想いとコンプレックスが本当にイレギュラーでしたね。
莉一が必死に自分の気持ちを隠してきたのもあるけど。

・ノエルに貸したシャツは洗濯されていなかった?
>真相ルートで25日にノエルのお泊りで主人公のシャツを貸す→26日久世さんの遺体発見→27日に日紫喜さんの正体を知る&主人公のアパートにお泊りでシャツを貸す
日紫喜さんはシャツから「誰かの香りがしたから着ない」と言っていましたが、(多分ノエルちゃんだとバレてる)洗濯してないシャツを貸すなよと(^^;)
または洗濯したシャツだけど、香りは比喩表現みたいなもの=女の勘みたいなものでしょうかね?

・日紫喜さんがデレてから着た服について
>鎖骨と胸の間にヤケドの跡があるのに、あんなに はだけた服を着て大丈夫なんでしょうかね?というツッコミ。ヤ〇ザ家系だからタトゥー扱いか?

・真相ルートを2週すると、日紫喜さんの反応の意味がわかって切ない
>日紫喜さんの正体を知らないときから、主人公は日紫喜さんに対して度々、「日紫喜さんは優しい」と言っていました。
ノエルの誕生会のような おめでたい場で、自分(日紫喜さん)のような厳しくて、うるさい者がいるとノエルは喜ばないからプレゼントだけ渡して自分は出席しないと言ったり。
厳しさの裏で、人の幸せを優先して行動できる優しさがあると(おそらく日紫喜さんは寂しがり屋なのにね)。
これは主人公に自分の正体を隠している意味にも通じることがある話で切ない(:_;)

・日紫喜さんは祖父から相続した遺産が結構あるらしいがバイトをしている謎
>相続した遺産が仮に1億円以上あるとして‥なぜバイトをしていたんでしょうかね?お金がないわけではないですよね?
生徒会の仕事に勉強(全国模試トップレベル)、バイトまでしたら大変な気がするんですが‥筆者が妄想していた寂しがり屋だからってことでいいんでしょうか?日紫喜さんは寮で一人暮らしらしいですし。

遺産1億円だと不安だからバイトしてるってことだとしても、日紫喜さんは優秀な人だから将来は高給職に就けるとは思うけど・・

真相ルートみてて思いましたが、依存性のない寂しがり屋って本当に強い人じゃないと不可能な気がします(だから日紫喜さんに惚れる)

・メモオフに出演する声優さんは今後、活躍する可能性が高いという言い伝えがあった
>むかし、どこかで聞いた(読んだ?)記憶があるのですが、実際どうなんですかね‥?
かるくWikiで出演声優さんを調べてみたら、色んな作品に出演されてて、ご活躍されている感じでした。

・陵 いのりの声が・・?
今回のinnocent filleに4のメインヒロインである陵いのり(作中では鷺沢いのり)が登場していたんですが、「ん?声が低い?」と声優さんが変更になったのかと思っていたら同じ小林 沙苗さんでした。
4の時はもっと高い声だったような気がしましたが、いのりの年齢が上がって大人になったので演じ分けてる感じなんでしょうかね?
小林 沙苗さんは少年からお姉さん・少女まで色んな声を出せる七色の声をお持ちの実力派声優さんですしね(^^)

なぜかCGが一枚埋まりません( ;∀;)
個別キャラじゃないCGなんですが何のCGだろ?
たぶん、今まで選んでない選択肢があるからだろうな‥。

茶菓月先生のCG無事ゲットしました。
茶菓月先生の小話はギャグ&エロ回でしたね、てゆーか中の人(伊藤 静さん)に何いわせとるw

・メモオフ総勢人気投票1位は双海詩音
>詩音(初代メモオフのヒロイン)が「未だに」1位なのが凄い・・。
メインヒロインじゃないのに‥やっぱりツンデレはいまだに人気なんだなぁ(^^)筆者も初代メモオフでは詩音が一番好き。

まとめ:恋愛&サスペンス好きにオススメなゲーム!

後ろの男キャラ2人が誰かわからない‥(^^;)
唯笑の隣にいるのは智也?左端にいるのは佐賀亨

・CGが少ないという欠点もあるが矛盾が少なく伏線回収が爽快、シナリオが神
・声優さんが上手いので引き込まれる
・主人公が鈍感、子供っぽいタイプではないのでプレイしていてイライラしない
・8作品目はメモオフっぽくはないが、サスペンス&恋愛ゲーとしては面白い
・歴代メモオフをプレイしている人なら過去作のネタにニヤニヤできる
・忘れてた感動をありがとう、Steamもありがとう

ルートにもよりますが、恋愛要素もしっかりあるサスペンス系ゲームという感じですね。
ほかの方のレビューでも言われていましたが、たしかにメモオフっぽくないので好みは分かれそうですが、シナリオの面白さ命である筆者は大変楽しくプレイできました(^^)
推しキャラが多い作品は、やっぱり楽しめますね。

色々あってギャルゲからは遠ざかっていましたが、忘れてた感動をありがとう。
異世界旅行してる気分で楽しめました。
この手のゲームは結構時間が取られるので、毎回はプレイできませんが、1年に何回かは定期的にプレイしたいですね。

円盤で持ちたくない方はSteam版が安くてオススメ↓

https://store.steampowered.com/app/738510/Innocent_Fille

少し絵の勉強したら、次はfor Dearestやるぞー(^^)

サムネと描いたイラストのメイキングショート動画↓

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