イラストの描き方動画をみると、無性に描きたくなりませんか?(^^)
素人がプロの言う通りにイラストを描いたら‥
画力は上がるのか?
速く描けるのか?
ダメな所を自分で認識できるのか?
‥のか検証してみたいと思います(^^)
参考にさせていただいた動画はこちらの2本と記事1本↓
さいとうなおき先生・焼まゆる先生、お二人ともプロのイラストレーターさんです。
安部吉俊さんはイラストレーター・漫画家さんだそうです。
さいとう先生は、「グラデーションマップ」で簡単に色を塗る方法を紹介しています。
焼まゆる先生は、「線画を速く描く方法」を紹介しています。
この2つを組み合わせれば、めちゃくちゃ速く描けんじゃね?
自分が描き手側だとダメな所に気づきにくい・・というのを克服したいと思います。
※絵に限らず、創作者はフィードバック(他人の感想)が重要となります。
プロがオススメする速く・上手く描くコツ
②紙(キャンバス)を回転させる
③液晶タブレットを使う
④グラデーションマップを使う
⑤自己流で描かない、資料を見る
⑥違和感に気づいたら即修正、やらない言い訳しない
※グラデーションマップ:色をあらかじめ記憶しておき、モノクロイラストに数クリックで塗ることができる機能
⑤は、どのイラストレーターさんも共通して言っていることです。
⑥は安部吉俊さんの記事で紹介されていたことになります。
私は板タブレットしか持っていないので、液晶タブレットを試すことができません。(2021年4月発売予定?のiPad9世代か2020年発売のair4を購入予定)
なので、液タブ以外の5つを試したいと思います(^^)
資料(自撮り・写真など)では○○だけど、絵のテーマ的にはちょっとアレンジした方がよい部分は手を加えています。
(今回は、服・小物・影の方向・髪の毛など)
デッサンや形に違和感を感じたら、面倒くさがらず即修正‥を最重要項目にしたいと思います。
素人が試してみた結果は‥
正直に書きましょう。
Q:速く描けましたか?
A:いいえ、時間がかかりました。
Q:やらない言い訳をしませんでしたか?
A:はい、一切しませんでした。
Q:ダメな所を自分で認識できましたか?
A:画像をブログに載せる段階まで、認識できませんでした。
Q:完成度はどうですか?
A:いつもより上手に見える。
完成したイラストはこちら↓
お金持ちには〇態が多いと聞きましたので、サービス絵です(^^)
以前、自己流で描いた絵と比較↓
速く描けなかった理由は何ですか?
多分コレが原因じゃないか?‥と考えたものです。
鍛錬を積むことで上達するかもしれない項目も含まれています。
・紙を回転する習慣が元々なかったから
・左手デバイスの設定に時間がかかった
・グラデーションマップの微調整に時間がかかった
・違和感に気づくのが遅い
紙を回転する習慣が元々なかったから
今まではラフ→清書‥の順番で描いていました。
今回はプロのいう通り、ラフ→下書き(クリーンアップ)→清書‥の順番で作業しました。
※下書きとは、ラフの汚い線を少しキレイにする作業。
線をキレイに引けないから遅いんじゃなくて、迷い線が多いから遅い・・ということ。
なんとなく線を引きにくい角度はありますが、それよりも(長い髪などの)線を一気に引くのが苦手です。方向が合っているのか迷いまくる‥(^^;)
あと回転に慣れていないせいか、
・キャンバスの回転に時間がかかる(TABMATEホイールを回す)
・どの角度が描きやすいか?自分で良くわからない
‥ということが起こり、逆に時間がかかりました。
本物の紙にラフを描く時も紙を回転させないですし‥(^^;)
液タブで指先(タッチ)回転ができたら、もしかしたら速く引けるのかも‥?と思いました。
左手デバイスの設定に時間がかかった
イラストを描くときは左手デバイス(TABMATE・タブメイト)を使用して、作業効率アップと肩こり&首こりを軽減させています。
これに「回転」を加えることによって、いままで設定していたボタン設定を変えなくてはなりませんでした。
すべて頻繁に使うツールだったので、どれを削除するか悩みました。
結局、
回転→ホイール
↓
ツールボタン入れ替え
↓
ボタンの押し間違い多発
‥して時間がかかりました(^^;)
ボタンの位置設定を覚えるか、指先で回転できる液タブを使えば早いのかもしれません。
グラデーションマップの微調整に時間がかかった
調べながらCLIPSTUDIO(クリスタ・お絵描きソフト)のグラデーションマップの設定をしたので、時間がかかりました。
最終的にはこんなグラデーションマップになった↓
意図した色が出なかったり、微調整が大変でした。
たとえば、メガネや腕章を赤にしたいのに紺色になってしまったり‥(^^;)
何度も試行錯誤したので、時間がかかりましたね。
(後述するモノクロイラスト自体の色も変えました)
違和感に気づくのが遅い
これは素人のみなのか?
プロは気づくのが早いのか?
‥わかりませんが、よく完成間近になってから違和感に気づく→修正を繰り返します(^^;)
ラフ
↓
下書き
↓
グレーでシルエットを塗る
(形の違和感に気づきやすい・・という効果がある)
↓
線画(清書)
↓
色入れ(モノクロ)
↓
影塗り
↓
光入れ
↓
グラデーションマップ
↓
微調整&加工
↓
トリミング(切り抜き)
↓
jpgなどに書き出し
↓
ブログに画像アップ
↓
違和感や描き忘れに気づく\(^o^)/
(色や影を入れしまってからだと、修正が大変なので)
1日経ってから自分の絵をみると、(いま描き始めたばかりの初心者じゃなければ)素人でも書き直すべきか?わかるので、「絵を寝かせる」はオススメです(^^)
言い訳しない絵の完成度はどうですか?
時間や手間がかかりましたが、なかなか上手く描けたと思います。
前の方でも書いていますが、ブログに上げてから3回は手直しました(^^;)
いつものことですが‥描いている途中にも(部分的に)4~5回は修正しています。
・メガネの形の崩れ
・文字入れ忘れ
・顔まわりの影の違和感
‥など。
今までは‥
‥と思って大幅な修正はしませんでしたが、今回はプロの言葉を守って「細かい部分~大きな部分」まで妥協せずに修正を繰り返しました。
やっぱり資料の力は、すごいなーと感じます。
素人が描いても(それなりの)絵になります。
デッサン的な説得力が全然ちがう。
なので、ラクガキ以外は資料必須ですね(^_^;)
※「マンガ=絵で説明すること」なので、マンガの小さいコマ(重要じゃないコマ)は、時間をかけても描かなくてもOKと言われています。
今回の作業工程のハイライト
①ラフ
②下書き(クリーンアップ)
③グレーでシルエットを塗る
④線画(清書)
⑤色入れ(モノクロ)
⑥影塗り&光入れ
⑦グラデーションマップ
⑧微調整&加工
⑨トリミング&完成
※トリミングとは、画像の不要な部分を切り取って、必要な部分だけを残すこと。
このイラストは脚をキレイに見せたかったのですが、脚を全部入れると、こじんまりした絵になりそうだったので、一部を切り抜きました(^^;)
まとめ:絵が上手くなるのに大事なことは5つ
・資料をみる
・言い訳しない
・違和感が出たら即修正
・時間がゆるす限り描き直す
・プロが言う事は、とりあえずやってみる
今回はこれらが大事だということを学びました(^^)
1番最後のプロ(成功者)が言う事は、とりあえずやってみるが特に重要だと思いました。
自己流で上手くいかないなら、成功している人がやっていることを徹底的にマネる‥というのはビジネス界でも基本的な考え方です。
ハイリスクなこと以外は、やってみてダメだったら辞めればいいだけですしね(^^)
グラデーションマップは先人の知恵を借りて、また使ってみようと思います。
上手く使いこなせば、時短になると思います。
板タブでは上手く行きませんでしたが、紙の回転技法も液タブ(iPad)が手に入ったら、また試してみたいですね(^^)
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