ブログや動画の作業はまだいいんですが、イラストの作業が身体的にかなり負担がかかっているのを感じました(^^;)
筆者はイラストとブログを書いているので(+動画制作も)、作業に応じて机の上の物の配置を変えていました。
しかし、ものの配置を変えても、なぜかイラストの作業後は異常に肩こり・首こりになっていました。
他のイラストレーターさんの作業環境を観察すると、液タブの上にキーボードを置く配置にしている方がいたので、筆者もやってみようと思い、自分なりにアレンジを加えて大きい書見台(しょけんだい)を購入してみました。
今回は購入した大きい書見台と液タブ・キーボードの配置が自分に合っていたので、紹介します。
※「板タブ」では合わない可能性があります
※配置は人によって合う合わないがありますのでご注意ください
・書見台(しょけんだい)って何?
・今回購入した書見台の紹介
・筆者好みの配置について(万人にオススメではない)
ショート動画でも簡単に解説しています↓
書見台(しょけんだい)って何?
このように本を読んだり、教科書などで勉強する時に角度をつけて肩や首への負担を減らすアイテムです。
筆者は、この大きな書見台を液タブでのイラスト作業に使っています(^^)
今回購入した書見台の紹介
メーカー:Xverycan(中国メーカー)
購入場所:Amazon
値段:3380円で購入
サイズ:奥行き(縦)35cm x幅(横)60.5cmx 高さ(厚さ・傾斜なし)2cm
重さ:2.5kg
調節:16段階の傾斜角度
種類:単層(上部にもう一冊置けるタイプもある)
材質:天然木、脚とおさえ部分プラスチックだと思います
折りたたみ式:〇
その他:底面に滑り止め、ペンスタンド付き
大型の書籍2冊は厳しいですが、中型の書籍2冊ならギリギリ一緒に立てかけることが可能です(上記の画像参照)。
本を読む・本を読みながら書く・文字や絵を描く・ノートパソコンに角度を付ける・タブレットを立てかけて作業する‥などの用途が可能です。
あと、Amazonの他の方のレビューで表面がボコボコというレビューがありますが、木目状なので多少のボコボコ感はあります。
紙一枚をこの書見台に置いて書きものをする場合は文字がガタガタになると思いますので、下敷きを敷くなどの対策が必要になる。
2024年4月現在、Amazonで同じものが在庫切れです↓
値段は多少上がってしまいますが、類似品を見つけました↓
個人的に感じた大きい書見台のメリット・デメリット
大きいのでスペースを取る
普通の書見台より大型なので、机のスペースが狭い方にはオススメできないです(^^;)
奥行き(縦)35cm x幅(横)60.5cmのスペースが最低限必須になる。
使い方にもよりますが‥相対スペース的には変わらないので、大きい書見台があるから机が狭くなるというわけではないですが‥。
値段なりの安っぽさはある
特にプラスチック部分や本の押さえ部分が安っぽいですが、値段が3500円弱と安かったので個人的には満足な商品です。
体重をかけないように注意する必要がある
商品説明欄には耐荷重の説明はありませんが、作業中に寄りかかってしまう人は注意が必要ですね。
一応、ハーフサイズの重いメカニカルキーボード+13.3インチの液タブ+片手を置く‥くらいの重さならビクともしないので大丈夫だとは思いますが‥(^^;)
もちろん、キーボードの打ち込み作業でもガタガタ動くようなことはないです。
※この記事も今回購入した書見台の上に置いたキーボードで書いています
寄りかかったり、すごく重い物を乗せたりする場合は壊れる可能性がありますので注意。
大きい液タブを使用している場合はキーボードを置くスペースがないかも?
筆者は22インチの液タブを使ったことがないので検証はできませんが、超大型の液タブの場合はキーボードを置くスペースがないかもしれません。
13.3インチの液タブで縦の長さがギリギリですね。
値段が安い
今回購入した大きい書見台は3500円弱と値段が安いです。
5000円台だったら ちょっと安っぽいかも?となっていたと思いますが、3000円台なら値段なりだと思いました。
ズッシリしていて各種作業をしていても動かない(机の材質によるかも?)
書見台本体の重さが2.5kgで脚の裏に滑り止めのゴムが付いています。
筆者は表面ザラザラのL字型スタンディングデスクを使用していますので、キーボードを打つ作業でもイラスト作業でも書見台が動くようなことはありません。
※ただし、書見台を置く机の表面がツルツルの場合はわかりませんが‥
筆者が使っているL字型のデスク↓
低傾斜だと液タブもキーボードも落ちてこない
書見台が木目調のサラサラした材質+キーボードや液タブの裏にゴム製の滑り止めが付いているので滑り落ちてこないです。
※ただし、高傾斜にする場合は滑り落ちてきます
キーボードを上に置けるようになったので、腕の疲れが減った
今まではキーボードを液タブの下、つまり腕が頻繁にぶつかる部分に置いていたので無意識に無理な体勢でイラストを描いていた部分が大きかったと思います。
上にキーボードを置くようになってから、腕を自由に動かせるので身体の疲れも軽減されて集中力が上がった気がします(^^)
イラスト・執筆など筆者好みの配置について(万人にオススメではない)
傾斜角度:段階1(1番低い傾斜)
キーボードの位置:上
液タブの位置:下
書見台を買った直後は執筆とイラスト作業で それぞれキーボードと液タブの位置を変える予定でしたが、低傾斜+キーボード上+液タブ下の配置で両方の作業がしやすかったので固定しています。
※一応、この配置にしてから1週間以上経っています。何か問題が出てきた場合は追記します
やる作業によってイチイチ移動しなくていいので、とてもラクです
ただ、イラストの作業は液タブ+高傾斜の方が描きやすいという絵師さん、キーボードが遠すぎる&角度が付きすぎ‥という方もいると思うので、万人にオススメではないです。
自分は元々、低傾斜の方がイラストを描きやすいと思っていて、机のスペース的に高傾斜にせざるを得なかった。
しかし、この大きい書見台で低傾斜で絵を描ける環境を手に入れて、すごく作業がしやすいです^^)
余談:机自体に傾斜を付けられる商品もあるみたい
Amazonで色んな商品を見ているときに、机自体に傾斜が付けられる商品がありました。
高さ変更がガス式・耐荷重が書かれていない・最大の高さが107cmまで・セット購入だとお値段が張る‥と気になる点はありますが、超大型液タブ+サブデスク(別のモニターを置く机)を持っているイラストレーターさんならいいかもしれませんね(^^)
余談ですが‥高さを変えれるスタンディングデスクの場合は自分の身長を加味してからの購入がオススメです。
自分の身長に合わせやすいという意味では、最大の高さが120cmくらいはあった方が失敗が少ないと思います(日本人の男女平均身長で比較)。
筆者は身長165cm前後、約110cmの高さでスタンディングデスクを使用しています(昇降ができないタイプです)。
※ただし(身長に対して)自分に合った高さも好みによるので参考までに‥
まとめ:低傾斜が好きな液タブ絵師には便利だった
・大きい書見台なので、机のスペースが必要
・高傾斜で使いたい液タブユーザーには向いていないかも?
・値段が比較的安い
・低傾斜で絵を描きたい+キーボードを上に置きたい絵師に便利
これからの耐久性にもよりますが、2024年個人的に買ってよかったものに入りそうです(^^)
2024年4月現在、おなじ書見台が在庫切れなので類似品のリンクを貼っておきます(2層式もあるので気になった方は色々と比較してみてくださいね)↓
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