とても気になったので、(自身も絵師ですが)ココナラで絵柄が好きなプロのグラフィックデザイナーさんにアイコン制作をお願いしてみました(^^)
いや~やっぱり絵で食べている人の仕事はすごい!
・プロ絵師を目指している人
・アイコンを制作してくれる絵師さんを探している人
・なぜ、絵師がプロのグラフィックデザイナーさんに絵を依頼したのか?
・絵師目線とお客さん目線で、どんな学びがあったか?
・仕上がったアイコン紹介
・依頼させてもらったプログラフィックデザイナーさんの紹介
・料金、かかった日数、作っていただいたアイコンの使用用途など
なぜ、絵師がプログラフィックデザイナーさんに絵を依頼したのか?
・絵柄が好きだから
・今後、お客さんとやり取りする時の参考にしたいから
・ココナラの売上とクーポンがあったから
買いもの&勉強の意味を兼ねての依頼です(^^)
<絵柄が好きだから>
ココナラを巡回しているときに偶然みつけた方なんですが、色使い・絵柄がモロに好みでした。
プロフィールを見てみると、絵で仕事をしているプロの方で、「どおりで目を惹くわけだ‥」と思いましたね。
<今後、お客さんとやり取りする時の参考にしたいから>
プロ(絵で食べてる人)の仕事を見てみたかったからです。
一応、かんたんなGIFアニメ制作とアイコン制作で、お客さんから依頼を受けたことがありますが、お客さんとのやり取りを誰かに習ったわけではないので、「これで合っているんだろうか?」と疑問でした。
こちらの書籍でも言われていましたが、まずは自分がお客さんになって、お客さんの立場で考えよう!と書かれていましたので実行。
<ココナラの売上とクーポンがあったから>
GIFアニメ制作で得たココナラ収入と、不定期に開催される「ココナラくじ」があり、お安く購入(依頼できる)ということで制作をお願いしました。
※ココナラくじは、100円~10000円クーポンが当たる可能性がある
ココナラの売上は、ココナラで使うと決めていましたので!
「絵師目線」と「お客さん目線」で、どんな学びがあったか?
注意:あくまで私個人が「こんな学びがあった」という意味で書いています。
全部のクリエイターさん・全部のお客さんが「こうあるべき!」という意味ではないので、その点はご了承ください。
<絵師目線>
・イラスト見積用のテンプレートが勉強になる
・ラフを提出するときは、2枚以上+カラーラフが良い
・見積り返信や注意書きから、過去にあったお客さんとのトラブルや質問を予想
・言語化能力(文章力)があった方がスムーズ
・良いクリエイターとは?
<お客さん目線>
・オーダーメイド品は、お客さんとクリエイターさんの共同作品
・質問があれば、遠慮せずに伝えた方がいい
めちゃくちゃ勉強になりました!(^^)
イラスト見積用のテンプレートが勉強になる
クリエイターさんの依頼用テンプレートをそのまま載せるわけにはいかないので、どんな内容にすれば良いか?だけざっくり書きます。
・キャラのイメージ(色、性別、小物など)→認識ずれが起きないようにイメージのすり合わせ、大体の場合、お客さんは絵に関して素人なので細かく書く(聞きとる)
・使用用途→NGな使い方の確認(二次創作や商用利用禁止など)、あと、お客さんがあらかじめ使用用途を伝えることで、クリエイターさんはココをこうした方が使用目的に合うなど、プロ目線でのアドバイスができる
・複雑な作画が必要な場合は追加料金→苦手なものを描くときは時間がかかるのでよく分かります(^^;)メカとか‥
※クリエイターさんにもよりますが、メッセージのやり取り・作画時間込みで時給2000円くらいが目安と言われています
・提案時点(購入前)で、何にどれだけの追加料金がかかっているかお客さんに伝える→あらかじめ料金を伝えることで、お互いに料金に関してのトラブルを避けれる
ラフを提出するときは、2枚以上+カラーラフが良い
以前読んだ「決定力!」という書籍にも書かれていましたが、作り手は自分が描いたもの(作ったもの)=自分自身‥という考えになってしまいやすい。
つまり、1つしかラフ(案)を出さない場合、却下や修正依頼が入ったとき、自分自身が否定された気持ちになってしまう。
2つ以上の案を出すことで、却下や修正に前向きな気持ちになれる。
・ラフ(案)が1つ→却下や修正→作り手のモチベーションが下がる(:_;)
・Aラフ(案)とBラフ(案)の2つ→A案の○○だけ変えてほしい→作り手のモチベーション変化なし、むしろやる気出てる場合も(*^^)v
自身がアイコン制作を初めて受けたとき、ラフ(案)を1つしか出さなかったので反省です
あと、お客さんが絵の素人ということを考えると、ラフはカラーで出してあげた方が、イメージのズレが起こりにくいと思います。
これ描き手も結構あるんですが、線画終わって、色を入れたら想像と違うものが できがったりね‥(^^;)
見積り返信や注意書きから、過去にあったお客さんとのトラブルや質問を予想
・修正回数の制限→無限に修正依頼が来るのかも?→お客さんは修正の手間がどのくらいかかるか分からない
・不明点や質問があれば、遠慮なく聞いてください→不明点があっても、お客さんが遠慮して聞いてこないことがあったのかも?→お客さんの満足度が上がらない?
‥このあたりが予想されますね。
↓
<対処方法>
・修正のルールや回数を提示
無限に修正依頼をされると、時間がいくらあっても足りなくなるので、修正回数はあらかじめ伝える。
※私個人の考えですが、基本的には、お客さんにも喜んでもらいたいので、ルールの範囲内での修正依頼はむしろ遠慮せずに言ってほしい
・お客さんとやり取りするときは、大事なことは何回も書く(言う)、分かりづらいことは説明を付けるか、最初から書かない
ブログもやっているので分かりますが、こちらの意図が文章を読む人に伝わらないことが多いので、自分は専門家で、お客さんは素人であることを頭に入れておく必要があります。
たぶん、私自身もプログラミング用語(←苦手)や音楽用語を言われても1回で理解できる自信はありません(^^;)
言語化能力(文章力)があった方がスムーズ
言語化能力・文章力があった方が便利です。
・お客さんの意図をくみ取れる
・自分の意図を伝えやすい
認識ちがいやズレが起きる確率をグッと減らすことができます。
今回依頼させてもらったプログラフィッカーさんは文章専門じゃないのに、言語化力・文章力が高くてすごいなと思いました。
踏んできた場数のちがいでしょうかね‥?
良いクリエイターとは?
お客さんの理想を形にできるクリエイター
・聞き上手
・話しやすい雰囲気
・言語化力(文章力・話力)が高い
‥技術も大事ですが、この3点も大事なんだなぁと改めて思いました。
前述しているWebマーケティングの書籍にも書かれていましたが、お客さんは創作物に関して(ほとんどの場合)素人なので、自分の頭の中にあるイメージを上手く伝えることができない。
さらに、クリエイターに遠慮して、「難しくてよくわからない・イメージと違う」と相手に言えない場合もある。
そのあたりを上手く汲み取って、一緒にいいモノを作って行けるのが、良いクリエイターなんじゃないかなと思いました。
オーダーメイド品は、お客さんとクリエイターさんの共同作品
オーダーメイドは、自分とクリエイターさんの共同作だと思っています。
お互いが協力することで、より良いものができる。
以前、ブロガーさん(ライター経験あり)のアイコンを描かせてもらったことがありました。
依頼者の方がブロガーさんだったので、参考資料(画像)を用意してくれて、文章のやり取りも とてもスムーズでした(^^)
すごく喜んでいただいたので、こちらも嬉しくなりました
プロに絵を依頼するときに伝えた方が良いこと
・使用用途(お祝いの場に使いたい、ビジネス用途に使いたいなど)
・絶対に外せないもの(小物や色など)
・クリエイターさん目線でお任せしたいもの(上記2つにあったものをプロ目線で上手く組み立ててほしい)
・・最低限、この3つだけ伝えておけば、良いものができ上がると思っています。
※お客さん側としては、わからないことはしっかり質問する、イメージと違う場合は「ルールの範囲内で」修正をお願いすることも必要
全部クリエイターさんに丸投げするんじゃなくて、一緒に作っていくイメージだね
質問があれば必ず伝えた方がいい
前の方でも書いていますが、基本的には、クリエイターさんもお客さんに喜んでもらいたくて、モノ作りをしています。
なので、(ルールの範囲内ではありますが‥)わからない事や変更があれば遠慮なく伝えた方がいいです。
じっさいに依頼を受けたとき、自身も「修正箇所や質問があったら遠慮せずに言ってくださいね(^^)」と何度もお客さんに伝えています
質問や修正依頼はクリエイターさんの勉強にもなるので、(ルールの範囲内で)ガンガン質問・修正依頼してくださいね(^^)
仕上がったアイコン(SNS用+α)紹介:ハッキリ言って素晴らしい!
<グラフィックデザイナーさんに お願いした内容>
・アイコンのイメージ画像は、このブログで使っているアイコンを提出
・インカム着用、インカムに手を添える
・やや右向き
・背景おまかせ(プロの色えらびを見たかった)
取引中にいただいたカラーラフを勝手に載せることはできませんが、なんと3枚も描いていただきました(^^)
A:元のアイコンに近いもの+少し手を加えていただいたもの
B:こちらが提案したイメージ①+少し手を加えていただいたもの
C:こちらが提案したイメージ②+少し手を加えていただいたもの
どれも素晴らしかったので、悩みに悩んで選んだアイコンがこちら↓
※依頼させていただいたグラフィッカーさんに、このブログやtwitterで紹介する許可をいただいています
自分じゃ絶対に描けない絵柄で、とってもお気に入りです。かわいくてカッコいい(^^)大切に使わせてもらいます♪
料金は後述しますが、見積りの手間やカラーラフ3枚(ほぼ完成形だった?)提出でこのクオリティはお買い得だと思いました。
どちらかというと、プライベート用のSNSや、あまりお堅くないコンテンツのSNS~エンタメ系コンテンツ用のSNSに向いてるアイコンかなと思います。
ただし、税金など難しい話をやさしく・分かりやすくするようなコンテンツには、かわいいアイコンが向いていると個人的には思います。
本当は、技術的なこと(色使い・デフォルメ感など)も勉強になったので、書きたいのですが、すごーく長くなるので今回は割愛させていただきます(^^;)
アイコンを描いていただいたグラフィックデザイナーさんの紹介
お名前:fuchi ふちっこさん
ご職業:グラフィックデザイナーさん(業界での実績多数)
絵柄:かわいい&ポップ
出品内容:SNS用人物アイコン作成(ほかの用途で使いたい場合は要相談)
ココナラのランク:プラチナ(ココナラで最高ランクの評価です)
※2022年7月時点の情報です
やり取りもスムーズで、お客さんとしても絵師としても参考になりました(^^)
オススメの絵師さんです。
今回かかった料金、日数、作っていただいたアイコンの使用用途など
料金:5275円(基本料金+オプション料金+購入者手数料込み)
提案から納品までの日数:10日
使用用途:SNSや動画のアイコン、解説動画の一部に配置
※すべて2022年7月現在の情報
※ココナラでは購入者と出品者に手数料がかかります。購入者は購入金額の5.5%、出品者は購入された金額の22%
アイコン制作を依頼するときは、出品者の説明をよく読んでから依頼しましょう(^^)
相談だけでもOK!と言っている出品者さんもいますので、その場合は相談してみるのもいいかもしれません。
まとめ:絵師が絵を依頼することで、たくさんの学びがある
・プロ絵師の仕事が「絵師目線、お客さん目線」で参考になる
・オーダーメイドは依頼者とクリエイターの共同作業
・使用用途と絶対に外せない要素を伝え、他はクリエイターさんにお任せするのがオススメ(ただし、丸投げはしないこと)
・お気に入りのアイコンが手に入って、テンションが上がる
マンガ家やイラストレーターなど絵に携わる仕事を目指している方は、ぜひ1度、お気に入りの絵師さんにイラストを依頼してみてください。
色んな発見があって勉強になると思いますよ(^^)
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