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「神トーーク」は親・先生・管理職の方に読んでもらいたい本

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こちらの本を読ませていただきました。

わかな
読んでみて、私自身は参考になる箇所もあれば、これは実践できないなというものもありました。

人間関係を円滑にするための術や意識変えのヒントにもなりましたが、親・先生・管理職など人を育てる立場の方に是非とも読んでほしい内容でした。

普段本を読まない、活字嫌いな私でも読みやすかったです。
こちらの書籍は「人の心を動かす伝え方や人物」に焦点を当てて書かれています。

・人の心を動かす絶対条件
・人間関係の悩みが消える伝え方
・誰からも好かれる伝え方
・相手が自分の思い通りに動いてくれる
・相手の人生さえも変える「神トーーク」
・それを実践するための神トレーニング

加えて書籍からの問いかけも至る所に散りばめられていますので、一つ一つ答えながら今の自分とどう違うのか考えることもできます。

以下ややネタバレも含みますので、ネタバレが嫌いな方はぜひ購入して読んでみてください。

[outline]

目次

この本のあらすじ

人の心を動かす絶対条件

①話を聞くに値すると思われる日常での振る舞い
②相手に安心感を与える
③相手の「自己重要感」(承認欲求)を満たす

テクニックよりも先に身につけるべき事は、話を聞くに値する人になること。
この人の話なら聞こう!と思える事を実践するし続けること。

それに加えて、アドバイスや指示をする上で相手が自分で気づいたという錯覚を作り出す伝え方をする事

人間関係の悩みが消える伝え方

・絶対に否定せず、最後まで話を聞く
・コミュニケーションを取る時は、笑顔で対応
・話を聞く姿勢
・好意の返報性を活用
・相手の意見、考え方を理解したと行動と態度示す
・人の悪口を言わない
・人の悪口を言わないと明確な理由を決めて、信念とする

安心感を得られる所に人は集まるという脳の性質を利用する。

否定する=相手は傷つく=人が寄り付かなくなるという構造。

絶対に否定しない人の元には、人や情報が沢山集まる。

人それぞれの発言、行動に至ったその人なりの理由があるという事を理解する。

笑顔は人に安心感を与える。

話かけられた時の腕組み・足組みを解く。

相手、集団、行動、モノを好きと言う。

相手に自分の意見や行動を改めることを素直に受け入れてもらうためには、相手のことを理解する姿勢を示す事が必要。

自分の意見と違う考えや価値観を持っている相手でも否定せず、理解しましたと示す事。

他人の悪口を言う人には、人は心を開いてくれない。

反対に、他人を積極的に褒める事(前向きな噂話)をする。

〇〇の為なら人の悪口を言わないという明確な理由を決めて実行する。

誰からも好かれる伝え方

・人の名前を憶えて、名前を意識して呼ぶ
・褒める→アドバイス→褒める
・質問で会話の主導権を握り、相手には話をさせる
・感情表現豊かに反応する
・周りにいる人のどんな変化に気づくかを事前に決める
・お礼には鮮度があると知る
・他の人のいい噂流す

相手の自己重要感を傷つけない事が大前提。

相手の自己重要感を満たしてあげるには、名前を呼ぶときには省略しない、誕生日おめでとうと伝える。

相手以上に相手のことを理解する。

人間は自分を褒めてくれる人に興味を持つ。最後は褒めて締める。

褒めるのは大勢の前で、指摘する時は一人の時に。

タイミングと場所を冷静に見極める事。

相手を動かすには命令ではなくて疑問形でアドバイスを求める。

人間は人から言われたことよりも、自分でこうするべきだと考えた事を優先するという性質を利用する。

人を動かす影響力や人望を得るためのコミュニケーションには忍耐力が必要。

どんなに忙しくても手を止めて、目を見て、うなずいて話を聞いてくれる人になる。

聞き上手とは話を聞くのが上手なのではなく、相手に話させることが上手い。

質問する事で相手の自己重要感を満たす。

感情表現が豊かな反応は、相手の自己重要感を満たすのに絶大な効果がある。

変化に敏感な人がコミュニケーションを制する。

自分が他の人から気づいてもらえたらうれしい事、この人はどんな事に気づいたら喜んでくれるかを意識する。

相手が凹んでいる(自己重要感が損なわれている)時に声をかける。

豪華な贈り物より、お祝いする回数・あなたを気にかけていますよという気持ちが大事。

反応上手は喜ばせ上手。

自分は相手が喜んでくれるような事ができた時と認識した時に自己重要感が満たされる。

誰かに感謝の気持ちを伝える時は鮮度のいいうちに、相手が欲しいタイミングで。

人の心を動かす影響力を持っている人は、褒めの陰口が上手い。

この陰口は、本人からも喜んでもらえて、話をしている相手からも親密感を持ってもらえる。

相手が自分の思い通りに動いてくれる

・相手に気づかせる。答えを教えない
・否定しない、気づかせる、答えを言わない、正さない
・仕事などの期限は相手に決めさせる
・褒められたという事が記憶に残り、相手はまた行動を繰り返す
・あなたを信頼しているという言葉をかける
・相手の面子をつぶさず逃げ道を作ってあげる

周囲の人々が自分で考えて動くようになるには、こちらの意図を相手が自分で気がつくように会話して、自らの意思で自然と動いてもらう事。

相手がミスに気づいた時は、否定しない。できている部分に目を向ける。

答えを導くためのヒントを与えて、忍耐強く質問し、自分で気づくように仕向ける。

自分でもできそうな気がする=自己重要感の高揚という事。

自分の自己重要感よりも、人を育てる、人の自己重要感を傷つけない、人の心を動かす事を優先させる。

自分で期限を決める事で、やらされ感がなくなる。

どのくらいでできそうか聞く。

意図通りの答えが返ってくるように、理由を添える。

褒める時は、最低3回時間を空けて褒める。

ありがとうを口癖にする、理想は反射的に言えるレベル。

本人以上に本人の事を信じ切る、そして言葉にして相手に伝える。

快を得るために動く=継続性、痛みを避けるために動く=瞬間的。この2つをうまく使い分ける。

不公平感をなくす、ルールの明確化。

ルールが曖昧だから不満が起きる。

ルールが明確になると人はそれを守ろうとする。

決めつけない事、正解はいくつもある。正解は人によって違う。

なぜ、そう思ったのか、教えてもらえますか?と質問してみる事。

相手の悩みを紙に書きださせて客観視させる、それでどう感じるか聞いてみる。

相手の人生さえも変える究極の「神トーーク」

・まずは相手の人柄と存在を褒める
・自分の弱みは隠さない
・悩んでいる人には「どこを目指しているんだっけ?」と聞く
・「やる理由」「ステップ=小さな目標」を明確にする
・ロールモデルと行動させる。役割を与える。発表させる
・あなたのゴールをイメージする
・私はあなたの味方ですと伝える

人生の9割はメンタルで決まる。

相手の感情=メンタルに火を点けれる事ができる人が人を動かす影響力のある人。

相手の行動より、人柄と存在を褒める。

ネガティブな事をした時でも、人柄と存在を否定してはいけない。

人が変わるために必要なのは、他人の力ではなく、自分自身の意思。

人を変える力を手に入れたければ、今後人に命令しないと覚悟を決める。

人間的な(人間味)弱さを隠さない事が魅力になる、相手との心の距離を近づける事ができる。

私にもできるかもしれないと思わせる。

目の前の作業から、自分の目指すゴールに向けさせる質問をする。

やる理由を明確にする事、なぜそれをやりたいのか?と質問してみる。

目標に近づくたびに自分にご褒美を設定する。

通過地点をいくつも設定して、その目標を達成するごとに自分にご褒美をあげる。

相手にする場合は、褒めるというご褒美を。

このぐらいなら達成できるかもという容易さが重要。

人は自分で気づいた事で行動するという理由から、小さいゴール・ステップは相手に決めさせる。

ロールモデル=お手本とすべき相手。

今の自分でも立派だと思っていたら、全然そんな事はなかったという事に他人が気づく前に修正しようとする。

自己重要感が傷つく前に修正しようとする=自分を変える力の原動力

人は役割を与えられるとその期待や信頼に答えようとする、役割を全うしようとする。

なぜ、成果を上げることができたのか?のプロセスを発表させる。

人は話しながら考えを整理するので、発表させる事は自分で気づくことにつながる。

些細な自己効力感の高まりを積み重ねる。

相手の話を最後まで聞き、出来事における解釈をプラスの方向に誘導する。

会話のゴール、会話によって相手がどう変わるか?をイメージする。

態度で示す、分かってくれているはず、ではなく私はあなたの味方ですとはっきり伝える。

人を変える力とは、私たちが自分と関わる人と一緒に幸せに生きるための力。

読破後の感想(身の上話も交えます)

今回の書評部分のメインになります。

この本の内容は、すでに無意識のうちにやっていた事もあったし、これは実践できないなぁと思う部分もあったし、新鮮だなぁと思った部分もありました。

こちらの本、「神トーーク」の内容を実践する上でのデメリットがあまり語られていなかったので、この本に書いてある内容の8割方を学生時代に無意識にやっていた私が語ります。

過去の身の上話になります。

学生時代に、この本の内容を8割方を無意識のうちにやっていたわけですが、やめました。
与え続けるという行為が辛くなったのが原因です。

わかな
自己犠牲ギブをしていたのが原因ですね。
ねこ先生
本来はwin-winじゃないと上手く行かないよね。
win-winとは、自分にも相手にも利益があるという行動・考え方。
[blogcard url=https://wakablo.com/give-yoyuu/]

神トーークの内容は、言わば、与える側の人間の話

与える人は人から好かれて感謝されて、信頼も得ることができますし、悪い気もしませんでしたが、私には私と同じように与えてくれる人がいませんでした。親も含めて精神的未熟者が多かったので。

与えられないのに、与え続けたら疲れるのは当然。精神的に未熟な子供の時の話だからなおさらです。

こちらの記事でも少し触れています↓

[sitecard subtitle=関連記事 url=https://www.komacha10800.com/ijime/ target=]

確かに、敵さえも味方につける事ができました。

私は若干コミュ症なので皆さんのように沢山話せませんが、信頼とか人望は厚かったんだろうと思います。
少ない言葉でも主要な言葉で伝わっていたようです。

この本に書かれている内容を実践して、人の集まり方が半端ありませんでした(笑)

学生時代の私
・人の悪口言わない
・HSP気質ゆえの鋭さ
・いじめられっ子にもいじめっ子にも平等
・たまに本質を突いた鋭い発言を相手をハッとさせる
・わざと的外れな面白い事を言って相手に気づかせる(ボケ&ツッコミ)
・主要な所では必ず褒める(〇〇さんが褒めてくれるのは、スゴイ事という原理)

あまり褒めすぎると、言葉が軽々しくなるため↑

例えば、私は結構いい加減なことを言いますが、みんな耳を傾けてくれていますね。

Aさん(学校でたまに話す)の話:Aさんは頭も良いし、物事をハッキリ言うし、弁護士になったら(笑)?と冗談で言ったら、本当に法学系の道に進んだそうです。

Bさん(将来クリエイターになった)の話:Bさんは〇〇時代を題材に作品作ったら(笑)?と冗談で言ったら、本当に作って賞を取ったみたいです。

Cさん(勉強苦手)の話:数学の勉強していて、問題の解き方を聞いてきた。私もわかりませんでしたが、半分正解で半分間違いの解き方を提示したら、ヒントになったらしく自分で解いてしまいました。

わかな
うれしくも思いましたが、私は与え続ける事に限界を感じていました。

人を喜ばせる事が、自分の生きがいという人もいるでしょうが、私は無理でした。
与えてくれる人がいないと、与え続けるのは無理です。

エナジーバンパイアなどという言葉を使っている人がいましたが、エナジーを吸い取れ続けている状態でした。

社会人となった今は、疲れない程度に、自分に有利にするためにしか「与える」ことをしませんでした。

しかし、この本を読んで今のメンタル的にも成熟してきた自分には、できるかもしれないとも思ったのも事実です。
相変わらず「人のために」という単語に拒絶反応がありますが(笑)。

わかな
なので「自分のために」人に役立つ事をしていこうと思います。

まとめ

こちらの本を読んで、気づけた事や確信が持てる事もあったので読んで良かったと思います。

わかな
親という立場の方、先生という立場の方、部下を持っている方はぜひ読んでみてください。

人を動かすというテクニックのみに走りすぎて話を聞くに値する人になるという部分が抜けている人が世の中には多いように感じます。

「神トーーク」を読んで前作の「神メンタル」も読んでみたいなと思いました。

Amazon評価が高いのも、頷けますね(‘ω’)

以上
「神トーーク」の書評でした。
この書籍が気になっている人の参考になれば、幸いです。

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